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内容説明
亡き母の遺言で髪を伸ばし、顔を隠して生きるリオ。アルファばかりの貴族社会でオメガであるリオは異端で、父亡きあとは継母と妹に使用人として扱われ暮らしていた。そんなある夜、妹の忘れ物を届けに舞踏会に行かねばならなくなる。ろくな服を持たないリオは意を決し、妹のお古のドレスを纏い女性の装いで城へ向かった。ところが帰り道、まばゆい星に誘われて足を踏み入れた庭園で貴族のヴェレスと出会う。そこで発情を引き起こしてしまったリオの匂いに煽られた彼に無垢な躰を拓かれて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のこ
22
苦手なオメガバース…展開はわかっていても灰かぶり姫のお伽話風味は好きだからサクサク読めた。受けの義母やら義妹にはもっとザマァな目にあって欲しかった気もするのだけれど。2018/06/03
きょん
20
オメガバース版シンデレラ（作者さんは鉢かつぎ姫を意識されているとのことですが）。理不尽な仕打ちに耐える受が報われる話は好きなんだけど、虐げていた義母娘にお咎めなしって言うのがちょっと物足りないかな。2018/06/04
マシュ
17
しばらく積んでたからすっかりオメガバースものだということを忘れてた。いいところの長男にもかかわらず、継母と義妹には虐められ、使用人同様の扱いを受けているリオ。唯一の趣味は読書で、わずかなお金を貯めて難解な本を読んでいるが、ある日本屋で唯一の天文書をある男と取り合い、知り合いになる。リオが舞踏会に行った義妹の為に届け物をするのに女装した時にその本屋で知り合った男から愛を囁かれ番ってしまって。軽っと思ってもそれがオメガバース。お決まりのモブレあるか？と心配したけど節度あるモブでホッとしつつ楽しく読了。2018/09/09
tanya
12
女装しても声変えてないし匂いも同じなら同一人物と分かるんじゃないかな。宰相様ももっと権力使って探しだせと思うし、リオも小賢しいことして自業自得な感だし・・・お互い何してる？感がありまくり。そうなっても最後は甘々。一気読みでした。2018/06/20
＊ちえ＊
5
#灰かぶりの婚姻 (紙本) 和泉先生の初オメガバースはシンデレラに鉢かつぎ姫とおとぎ話ファンタジー満載。しかも敬語攻め読むの久しぶりで王道感も良かったなぁ♪受けも不憫健気ではあるけど言葉遣いとかキャラ自体にあまりシリアス感が無く、そこも好き。カバー裏とコミコミさんの小冊子が子育てSS。2018/07/15
