内容説明
何かの財源といえばすぐに消費税を持ち出す政府・財界やマスコミ。この短絡思考ほど危ういものはない。「支えあい」というが、サークルや自治会の会費と税は違うのだ!税の本質や体系、格差是正のための所得再分配機能などを学びつつ、大増税推進内閣とたたかうための武器ともなる著者渾身の意欲作。
目次
第1章 浮かび上がった消費税大増税計画
第2章 「政治主導」と税制改革の民主的手続き
第3章 流れを変えよ、庶民増税と企業減税
第4章 広がる格差と所得再分配
第5章 税制改革の原点から考える
第6章 世界の税制改革の潮流とわが国
終章 経済民主化と財政・税制の役割
著者等紹介
合田寛[ゴウダヒロシ]
1943年生まれ。1973年神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。参議院政策秘書を経て、現在公益財団法人政治経済研究所主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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