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内容説明
唯一の家族だった祖父を亡くし、孤独になった英語教師の義己。遺言で明らかになった祖父の隠し子・誠吾と同居することになり、初めは粗暴な誠吾に苦手意識しかなかったが、生活を共にするうちに惹かれていく。だが、自分の出生の秘密を知った義己は、誠吾とキスを交わした翌日、教師も辞めて姿を消した。家族や誠吾との思い出が詰まったあの家には、もう二度と帰れない―。すれ違ったままの二人の結末は…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
30
自己完結型の受の暴走を攻めがしっかりと動いて問題解決してくれて本当に良かった。と思ったら後半、柴田親子の図々しさに呆れてモノも言えなかった。ストーカー化したり、モンペ復活しなくて良かったけど、人から頼まれたらいやと言えない性格で学園運営なんて大丈夫だろうかと少し受の将来が心配になっちゃいましたよ。2017/05/10
めめめ
28
「紳士と野蛮」の続巻。料理できない義己にちょっと萌えた…何か放っとけない感じで…。前巻では驚きの真相が発覚し、今巻でも「えっ!」な事実が明らかに。収まるところに収まってくれて本当よかった。「スーツとストロベリー」編では意外に粘りを見せやがる当て馬・柴田にヤキモキさせられたけど、義己と誠吾は身も心もカップルに。初Hとか義己が焼きもち焼いたりだとか、タイトルどおり甘酸っぱいエピソードがいっぱいでした。この二人、このまま一緒に暮らすんだよね?2017/04/29
nono
27
BL。『紳士と野蛮』続編。突然家を出た義己の後悔と自己嫌悪、残された誠吾の苛立ち、そして彼等の未来は⁉好意から恋愛へ、大人の恋はゆっくりと進むけれど迷いも躊躇いも。素直になれない、というか自分の気持ち迄もよく分からない義己の繊細な気持ちにははらはらし通しでしたが、漸く纏まってくれてほっとしました。正直大雑把な誠吾には惹かれないけど、この二人が幸せに暮らしていける事を祈りつつ、楽しく読了。2017/10/15
しましまこ
22
ラブは良いんだが、それでいいのか学園経営、当て馬も邪魔すぎ。2018/02/04
なみ
20
前巻の冒頭の祖父の言葉が染みる…。誠吾の『頼むから、もっと俺にあんたを大事にさせてくれよ』この言葉がたまりません。野蛮なみてくれだけど繊細なフォローが紳士です。2017/05/23