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内容説明
有名私立校・宝生学院の英語教師である義己は、理事長だった祖父が亡くなり、両親も早くからいないので孤独になった。しかし、遺言で祖父に隠し子がいたことを知る。石神誠吾というその男は、義己と同じ年の元Jリーガー。しかも学院の後継者候補の一人に指名されていた。後継者にふさわしいふるまいを誠吾に教えるべく生活を共にすることになるが、粗暴で紳士的マナーを知らない誠吾は最も苦手とするタイプ。ペースを乱されては戸惑う義己だったが、しだいに彼の人柄に惹かれていき―。粗野な元プロサッカー選手×クールな英語教師、アンバランス・ロマンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nono
29
BL。私立宝生学院の理事長の孫で英語教師の義己と、祖父の隠し子の元Jリーガーの誠吾。あまりに育ちの違う二人が共に暮らすうちに、互いを理解し距離を縮めていく、そして!というところで続編へ。粗野ではあるけれど暖かな人柄の誠吾が、事情もあって自分に厳しい義己に惹かれ、さぁこれからというところで続きが気になります。2017/10/15
タビサ
28
尊敬する祖父の死後、遺言によって発覚した隠し子の存在。孫である義己と息子である誠吾、生まれも育ちも全く正反対の二人が同居。最初は反発しつつも少しずつお互いを認めていく。きちんと生きてきた義己だからこそ、がさつで自由な誠吾に小言もいう反面、正義感と真直ぐさに惹かれる気持ちもよくわかる。祖父からの信頼する人間を見つけなさいという言葉、お金が絡むともめる人間関係・・・さてこれからどうなるやら・・・続編へ行きます。感謝のお借り本。2018/11/09
めめめ
26
来月に続編が出るということで温存しようと思っていたら一気に読んでしまった。本作はキスまででした。本文に出てくるイギリスの格言「ラグビーは紳士がやる野蛮なスポーツ、サッカーは野蛮人がやる紳士的なスポーツ」が随所に効いてる。義己(メガネ受)曰く「紳士も野蛮も一人の人間の中に両方ある」そうなので、続巻では義己の野蛮なところが見たいです!2017/04/03
きょん
22
最後の方ページが少なくなっていくのに、ちっとも纏まらないからハラハラしていたら、続き物でしたか…。月末に続きが出るとはいえ、上下巻表示くらいして頂けたら嬉しいのに。マナーは周囲の人々への思いやり、教育は出生を超えられるかなど色々考えさせられるテーマが沢山で大変読み応えがありました。2017/04/15
しましまこ
20
積読消化、面白くて一気読みしてたらまさかの続きモノ!これからというトコで続くのね…2018/02/03