内容説明
黒曜石の瞳と黒髪を持ちながら騎士を務めるシオンはこの国では異質の存在だった。黒は下賎の色と言われるためだ。そんなシオンに新たに下された任務は「新王づきの近衛騎士」。新王ユリウスは金髪金瞳で荒々しくまるで獅子のような男だという。自分などを側仕えに選ぶ意図がわからず困惑するシオンだったが、ユリウスから初対面で突然「裸になってベッドへ上がれ」と命令され一晩中屈辱的な仕打ちを受けた。その後も事ある毎に夜伽を命じられて―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ももちゃん
12
うーん( ◜ ࿀ ◝ )攻めが合わなかった気がするけど続きも買ったので後の甘々に期待して読みます。ペットとしてホワイトタイガーが出てくるし最後に仔黒ヒョウが登場して嬉しいわくわく。かわいい。2019/03/07
*ちえ*
11
h電子、イラスト入り。黒髪、黒瞳は忌み嫌われる世界で騎士となった受け凄い。いきなり王の近衛騎士に王自ら抜擢され、、、いきなりヤられちゃった!王様、幼少期に一目惚れしたからってそりゃ強引すぎないか?わかっててヤったろ?受けは天然だし、、まぁ楽しかったですけど!w 続きへ2019/07/02
Kira
9
再読。今月末に続編が出る。上流階級で黒色は下賤の象徴とされる国のファンタジー。第二王子ユリウスは少年時代に黒髪の美少年シオンに一目惚れする。兄の代わりに王位を継ぐにあたり、兄の近衛騎士であるシオンを自分の側近近衛に指名し、戴冠式の前夜にベッドで忠誠を誓わせる。差別されてきたせいか、恋愛にここまで疎い受けも珍しい。閨でのことは忠誠を確かめるためのものと思い込んでいるシオンは、まだ恋愛のスタートラインにも立っていない。そろそろ妃をと助言してくるシオンをユリウスがこれからどう口説くのか、続編が楽しみ。 2017/02/03
白黒杏仁
6
恋愛要素、薄めの甘さ控えめ。最後の最後までシオンはユリウスの想いに気付かず口に出してくれて始めて恋愛的、戯れだったのか!!と気づ事態(笑)虎に豹の仔のイラストが美しくて、そっちに見とれてた。ユリウス、シオンが恋愛に疎いのをわかったいたのなら肉体からではなく情緒面から攻めて欲しかった。さらりと読み終える一冊。2016/06/07
黒猫
2
新王は弟王で元々兄王の護衛だが、急遽新王の近衛隊長になる。2018/04/29