内容説明
病院で目を覚ました黒河は、事故の影響により記憶を失っていた。その時そばにいてくれたのは実業家の生田目という男。彼曰く自分たちは恋人同士だったという。黒河は生田目の目の前で車に轢かれており、そのトラウマゆえ生田目は激しい執着を見せる。記憶が戻らない以上頼る相手もおらず、黒河は生田目との甘苦しい軟禁生活に溺れていく。だが少しずつ戻る記憶で自分はチンピラ上がりのヤクザだったことを知り、同時に生田目からの強烈な視線を思い出す。自分は一体何者なのか…そしてあの視線の意味は―?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まふぃん
15
最後の展開が少し物足りなかったかな。ハガキのSSの最後のセリフのあとの反応が知りたい!2016/07/28
りんご☆
13
読了2017/09/19
華緯
9
好きな作家さんで好きなシチュだったのに、びっくりするくらい萌えなかった。…たぶん受けキャラに全く色気がなかったからじゃないかと…。出だしは、わくわくと読み進めていったのに、黒河の記憶が戻るに連れてトキメキから遠ざかる…;;…なんてゆーか…受けの性格じゃない…;;攻めが甘やかそうとしているのに、違和感しかないとか読んでて悲しいって…(~~;ゞ…うーん、今回は残念でした、って感じ;;2016/04/04
cicoppe
8
これは863ものだったのですね。受けの気持ちが分かりにくかった。一応愛はあるのかな。攻めは常に受けより強い立場でいなければならず大変そうです。受けが記憶をちょっとずつ取り戻していくところが謎解きっぽくて良かった。でも記憶喪失だからといって何でもかんでも飛び付くのは止めようと思いました。2016/04/11
cikorin06
7
色々中途半端な感じで、あと一歩でした。抗争で組長が殺されているけど過去話だし、記憶喪失だけど早めに戻り始めるし、受けは攻めを体投げ出して庇ったのに愛は薄め。2019/06/21