内容説明
住居・建築学の第一人者が80年の知恵と経験を生かして説いた、“家族を醸成させる家づくりの知恵ベスト100”。
目次
第1章 「ゆたかさ」の住まい方(住まいにゆたかな「家族」生活があるか;必要な「ゆとり」とは広さではない;住宅情報にはリスク・インフォメーションがない ほか)
第2章 「構造」は住まいの命(「住まい」は未完成が楽しい;トラブル回避の業者との付き合い方;今、一戸建てかマンションか? ほか)
第3章 ゆとりの「間取り」学(ひとり者でも「家族」がいる家―ひとり暮らし1;「仮住まい」だからこそシンプルに―ひとり暮らし2;夫婦二人住まいに内緒はない―夫婦の暮らし1 ほか)
著者等紹介
清家清[セイケキヨシ]
1918年京都に生まれ、2005年死去。小学校・中学校時代を神戸で育つ。日本を代表する現代建築家として、勲二等瑞宝章及び紫綬褒章受章、東京芸術大学名誉教授、東京工業大学名誉教授、日本建築学会名誉会員、東京建築士会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まいど
4
これまた久々の清家清先生の著書。 先生はすでに鬼籍ではあるが存命当時、齢80を超えてこれを書いていたとなると随分とパワフルであった事が分かる。 考え方が先進的でしかもベースがしっかりしてるから流される事のない理論を展開しているのが凄いところだ。 やはり家を建て直す機会があれば薫陶を受けた弟子の方々に是非ともお願いしたい所だが…お高いんだろうな〜。 宝くじ同様こちらも想像だけで済ませる事になりそうだ。2017/05/16
インテリ金ちゃん
0
「ゆたかさ≠広さ」等 考えさせられことが多かった。2014/08/31
きゅうり
0
日本は土地が高すぎる。2012/08/24
まゆき
0
賃貸よりは持家がいいなと思う私にとって、購入後にリフォームしやすい自由度を持ち、まめなメンテナンスも行いやすい住まいを選ぶというのは目からウロコでした。購入して安心してた私は浅はかだったなと思う最近だったので、この一冊はすがすがしいショックを与えてくれました。知らないっていうのは恐ろしい。2010/05/04