内容説明
あるひ、じまんのながーいみみにへんなこえがきこえてきた。めいれいしたりバカにしたり、いえでももりでもどこへいってもきこえてくる。あたまのなかがぐるぐるぐるぐる…、こわくてよるもねむれない。ビックリしたおかあさんがびょういんにつれていってくれた。ねつもせきもないのにボクはほんとうにびょうきなの?幻聴が気になったり、ありもしないことを信じだしたら…。小学生から読める絵本とわかりやすい解説で、「統合失調症」の早期発見、早期治療のきっかけを提案する精神科医による画期的な本。
目次
1 統合失調症ってどんな病気?
2 どんな症状があるの?
3 どうしておきるの?
4 どんな症状からはじまるの?
5 早期発見・早期治療の重要性
6 どうやって治すの?
7 かかってしまったらどうすればいいの?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わむう
10
自慢の長い耳に突然、幻聴が。その日から部屋に1人でいても誰かに見張られているような気がする。早期治療なら薬を飲めば大丈夫だよと勧めているところに違和感。早めの対策をということなんでしょうが。2016/09/05
Maiラピ
3
統合失調症の絵本。統合失調症って心の病気じゃなくて脳の病気だって初めてしりました。幼い頃、この絵本を読み、中学以上の大人になった頃に発症して、あぁあのうさぎさんが罹ってたあの脳の病気かな?早期発見、早期治療に繋がる可能性もありかな。2010/04/24
たらこ
2
統合失調症の症状について。2015/02/28
まったん
1
「幻聴」という症状がわからない小さな子は、誰かわからない声のことを「そらみみ」だと思うよね…。子供にもわかりやすく、この病気を知らない大人にも理解しやすく、症状や原因、治療法やその後のこともシンプルに書かれている。そらみみに悩んでる人にも、こういった病気を知らない人にも、たくさんの人に読んでもらいたい。2014/07/23
504
0
うつ・統合失調症・強迫性障害の違いが分かった2011/01/10