内容説明
西洋と東洋、過去と現在が混じり合い、不思議な調和を織りなす街。そのルーツである“租界時代”に魅せられ、どっぷりとはまってしまった書き手たちがおくる、ディープでコアな上海案内。
目次
第１部 大上海の散歩術（共同租界；フランス租界；南市；蘇州河以北）
第２部 悦楽の大上海（上海モダン・ポスターの世界；ボルシチはママの味；上海・それぞれのホーム、スィートホーム；老房子狂騒曲；クラシックホテルで租界の香りを愉しむ；「上海」を描く、「上海」に描く 清朝絵師のひとりごと；２１世紀の服部良一よ、歌え！幻の上海ダンスから見た音楽の現在・過去・未来；陰謀の夢世界へようこそ 図説・中華民国史；１９３０年代の都市小説からみる大上海）
資料
著者等紹介
広岡今日子［ヒロオカキョウコ］
東京生まれ。現職はライター、編集、通訳
榎本雄二［エノモトユウジ］
東京都立川市生まれ。会社勤めの傍ら、諸雑誌に中国文化に関する記事やコラムを寄稿（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Oli
1
上海に行く前に読むと、街歩きがぐっと楽しくなる2012/06/01
めめめ
0
租界時代の上海の空気ぷんぷんな一冊。ガイド本としても読み物としても楽しい。上海オリンピックがあったから、下町は再開発されて様変わりしてしまったんだろうな…。2016/11/23
Lilas
0
上海好き（重度の）によるレトロ上海案内本。執筆者の「好き」のこだわりが縦横無尽で笑える。私はポスターが好き。2020/09/04
