内容説明
路地裏、大草原、荒野、そして紛争地で―犬たちが見せてくれたその国の素顔。ロシアからアフリカまで、21ヵ国。約1300日間に出会った人と犬の優しくて、ちょっと泣ける関係。
目次
旧ソ連・トルコ編(ロシア;カザフスタン ほか)
ヨーロッパ編(ギリシャ;イタリア ほか)
アフリカ編(モーリタニア;セネガル ほか)
アジア編(インド)
著者等紹介
滝野沢優子[タキノサワユウコ]
1962年、東京都足立区生まれ。信州大学農学部卒業。高校時代に旅とバイクに目覚め、大学時代にバイクツーリングにはまる。会社勤めを3年で辞め、世界中を旅しガイドブックやバイク雑誌で執筆。これまでにバイクでオーストラリア1周3万キロ、東欧1周1万キロ、サハラ砂漠縦断1万キロ、南米周遊4万6000キロを走破した。訪れた国は111ヵ国にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やも
84
3年9ヶ月の間に旅行中に出会った犬のいる風景を紹介してくれている1冊。観光というより、その国の暮らしを覗かせてもらう、みたいなスタンス。フォトスナップの中に挟まれる各国の旅日記が、異国情緒や犬を通して見えるお国柄、人生観も感じられて興味深い。バイクで海外を旅されるって話もはじめて聞いたから、そこんとこも面白かった。犬は人間の良きパートナーであることは間違いないが、楽しい可愛いだけではない。中国の犬食の話や、過酷な環境で生き抜く、もしくは亡くなる犬の話も出てきて心が痛む。最後は犬への感謝で締めくくられていた2023/02/27
yk
3
世界の犬の寿命は短かそうだ。悲しいかな衛生的にもよくないし野良で殺されちゃったり。みんな必死で生きてるなー。この本は犬だけじゃなくって色んな国の実際のとこが見えておもしろかった。写真はまとめて掲載じゃなくて、それぞれの国ごとに掲載してくれないと読みづらかったのはここだけの話。2018/10/05
h
0
犬好きと言う訳ではないが読んでみた。2013/05/23