内容説明
体重測定屋、ロバタクシー、サナダ虫の薬売り、ぶらんこ屋、１００％ざくろジュース屋などなど…たくましく、大らかに生きるシルクロード商人たちを１０年間にわたって追いつづけた路上観察記。１３６業種、１７６人の路上商人が登場。
目次
バザールに行こう！
シルクロードは遠い？近い？
シルクロードまるごとバザールスクラップ前編
ウイグル街を歩こう！
シシカバ親父との再会―シシカバ親父に会いに行く！（１）
これぞシルクロードのお仕事―路上商人観察図鑑その１
再開発の波。おじさんは今どこに―カシュガルとともに生きる（１）
路上商人こぼれ話忘れられないあの人たち
地道にコツコツ―路上商人観察図鑑その２
バザールでいただきます！
シルクロードまるごとバザールスクラップ後編
親父と高軍の仲たがい―シシカバ親父に会いに行く！（２）
コラム こんな人たちもいました！（１）
競争は大変！！―路上商人観察図鑑その４
コラム こんな人たちもいました！（２）
親父の再出発―シシカバ親父に会いに行く！（３）
著者等紹介
浜井幸子［ハマイサチコ］
１９６６年神戸市生まれ、現在は京都に在住。中国、タイ、ベトナム、韓国、台湾などアジアの路地裏歩きがライフワーク（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kaorin
9
ウイグルについて知識がなかったので、先ずは現地のバザールが紹介されている本書から読んでみた。 商人の逞しさと笑顔、モスクや異国情緒あふれる建物、簡体字とウイグル文字に英語が表記されている看板等、文化が混在している所も魅力的。 Googleマップでカシュガルの寺院周辺や和田市の様子、タクラマカン砂漠の近さも見ながら、ヴァーチャル観光気分をあじわえた。 よく見ると西部大開発で整備された様子が見て取れる。 本書は2005年発行。 その後、シルクロード商人たちは苦難な状況にあったのでは…。2020/06/05
ジュースの素
0
何度も行ったシルクロード。 あそこは本当に 面白い。 これナニ？と言う物いっぱいだ。2012/10/15
malukuro
0
カラフルで面白い図解に惹かれ買った。以前読んだ本。つぶしたイチジク売りやシシカバブ売りやテレビでよく見る新疆ウイグル自治区の街頭商人に作者がインタビューし図解でまとめている。発刊は2005年。ちょうど西域大開発で昔の街並みが失われつつあった過渡期のシルクロードの様子が垣間見れる。
