内容説明
都市縮小(スマートシュリンク)の時代。周辺部の生活を維持し、質を高める方策はあるのか?コンパクトシティ政策で忘れられがちな周辺部へ開発と縮小、保全のマネジメントを提案する。
目次
土地利用計画制度の現状と課題
第1部 持続可能な都市の形態と周辺部の課題(低炭素型都市における持続可能な都市形態と周辺部;交通行動から考える都市周辺部の土地利用;杜氏周辺部のあるべき土地利用計画とその実現;用途地域外における適切な土地利用管理のために必要なこと;景観計画による都市周辺部における土地利用管理の総合化;基盤施設の整備経営から見た都市周辺部の土地利用計画;まちづくり条例による都市周辺部の土地利用の計画と管理;郊外住宅地の維持更新の条件と取り組み方索;都市周辺部における農地の保全・利活用・管理;線引きによる都市周辺部の発展と農地課税のあり方)
第2部 都市周辺部の土地利用計画制度の現状と課題(市町村合併を通して見る都市計画区域のあり方;開発許可制度をマネジメントする都市計画マスタープラン;都市周辺部における大規模商業施設の立地規制と誘導;コンパクトな都市構造の実現に向けた中活認定都市の土地利用規制;市街化調整区域における地区計画による規制と誘導;開発許可条例による市街化調整区域での規制と誘導;まちづくり条例と法制度の連携・補完による土地利用の規制・誘導)
第3部 自治体による都市周辺部への新しい取り組み(青森市―コンパクトシティのこれまでとこれから;富山市―串と団子型コンパクトシティへの取り組み ほか)
持続可能な都市周辺部の再編に向けて
著者等紹介
川上光彦[カワカミミツヒコ]
金沢大学理工研究域環境デザイン学系教授。工学博士。1972年京都大学大学院修了。主な社会的活動として、石川県都市計画審議会会長、NPO法人金澤町家研究会理事長など
浦山益郎[ウラヤママスロウ]
三重大学大学院工学研究科教授。工学博士。1978年名古屋大学大学院博士課程中退。主な社会的活動として、三重県建築審議会会長など
飯田直彦[イイダナオヒコ]
建築技術教育普及センター。筑波大学客員教授。1980年東京大学大学院修了。建設省、建築研究所などを経る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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