鍛えて最強馬をつくる―ミホノブルボンはなぜ名馬になれたのか

鍛えて最強馬をつくる―ミホノブルボンはなぜ名馬になれたのか

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784795821521
  • NDC分類 788.5
  • Cコード C0095

内容説明

スパルタと称された独自の調教方法を生涯追求し、タニノハローモア、ミホノブルボンでダービーを二勝。競馬サークルに調教意識の革命を起こした名調教師が、その理論と信念、競馬哲学のすべてを綴った遺稿―一九九三年度JRA賞馬事文化賞受賞。

目次

第1章 三冠への挑戦
第2章 騎手を目指す
第3章 独立への道
第4章 逞しい馬を求めて
第5章 鍛錬で最強馬をつくる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユッチー

3
ミホノブルボンの調教師だった人だから、もっと冷徹な人かと思っていたが、合理的で客観的で、それでいて人情にあふれる人柄だったようだ。調教師の定年制を作ったのがこの人だったのは初めて知ったな。2024/01/13

即身仏

2
ずっと昔に読んだ事がありますが、一本筋の通った人だと言う印象を受けました。戸山調教師の過去や管理馬を何とか生き残らせる為にギリギリまで鍛え栄養面でも気を使う等、闇雲でいい加減な経営はしなかったのが伺えます。ちなみにこの本自体は闘病中に依頼されて執筆された本であり、癌で亡くなった為に未完です。しかし、書きたい事は大体書かれてあります。2015/02/28

ちょーのすけ

2
競馬新聞の調教欄に記録のない馬が好走し、「実は坂路で追い切った」と調教師が明かし、関係者のほとんどが驚いた。今では常識となっている坂路調教が始まった頃のことを私は憶えている。そのパイオニア戸山調教師が熱く競馬を語っている。調教師の定年制を導いたのもこの人だったのか・・・2009/06/21

デューク

1
「最強に仕上げたものが勝つのは当然であり、負けた場合は、より強いものがいたというだけだ」。そう語る筆者による、人と馬の育成論。 競馬は血統のスポーツと言われる。強い馬の仔もまた強い。シンプルである。では血筋の良くない、雑草はどうすればいいか。その一つの答えが、筆者が鍛えて最強馬に仕上げたミホノブルボンである。努力と根性で並みいるエリートたちをなぎ倒した、名馬のつくりかたとは。訥々とした語り口ながら、育成とは何か、リーダーとはいかにあるべきかという、一流の仕事人の流儀が学べる一冊。おすすめ2024/07/25

NOKKY

1
逸話としては目にしたことがあった故戸山調教師のハードトレ。この本でその背景を知ることができた。2010/06/13

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