出版社内容情報
◆最前線の研究者たちによる,待望の入門書◆
薬づくりの現場でいまや欠かせないものとなったインシリコ創薬技術について,広範囲にわたる基礎技術を解説し,最新の研究実例を紹介します.
データベース検索,インフォマティクス,AI技術の活用,タンパク質構造予測,量子化学計算,分子動力学シミュレーション,ドッキング計算など,リガンドベースアプローチと構造ベースアプローチの双方の各技術を学べます.
本書一冊で,分野の概観や雰囲気をつかみ,研究を行っていくための基礎を網羅的に備え補うことができます.
企業やアカデミアに関わらず,新しく創薬分野に入ってくる研究・技術者や学生にも,新しい関連技術を広く学びたい現役の研究・技術者にもおすすめです.
内容説明
最前線の研究者たちによる待望の入門書!分野の概説+技術の解説+実例の紹介。基礎技術から最新の研究例までこの一冊で!
目次
第1部 導入編(薬をつくるとはどういうことか?;インシリコ創薬でできること)
第2部 基礎技術編(創薬データサイエンスとデータベース;ケモインフォマティクス;機械学習・AIによるインシリコ創薬 ほか)
第3部 応用実例編(Stratifinを標的とした初期肺腺癌治療薬の開発支援;チロシンキナーゼHCKを標的とした急性骨髄性白血病治療薬の設計・開発支援;DNA維持メチル化で機能するタンパク質の動的構造解析とインシリコスクリーニング ほか)
著者等紹介
田中成典[タナカシゲノリ]
神戸大学大学院システム情報学研究科 教授、理学博士
広川貴次[ヒロカワタカツグ]
筑波大学医学医療系 教授、博士(工学)
池口満徳[イケグチミツノリ]
横浜市立大学大学院生命医科学研究科 教授、博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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