内容説明
ＮＰＭのツールの一つであるベンチマーキング手法に焦点を絞り、平成１３年４月から平成１５年３月にかけて研究を行った。ベンチマーキングとは業績を他の自治体と比較し、経済性、効率性等の面から自組織の状況を評価する手法と位置付けられる。本研究では自治体の行財政改革に寄与することを目的として、ベンチマーク指標の検討を行い、実際にモデル自治体の協力を得て試算を行った。加えて、自治体間比較や差異の原因等について分析した。
目次
第１章 行政評価におけるベンチマーキングの目的と意義（ベンチマーキングの機能と重要性；ベンチマーキングにおけるコスト情報の重要性；自治体の行政評価への取り組み）
第２章 ＮＩＲＡ型ベンチマーク・モデルの提案（ＮＩＲＡ型ベンチマーク・モデルの特徴；ＮＩＲＡ型ベンチマーク・モデルの分析）
第３章 ＮＩＲＡ型ベンチマーク・モデルの今後の展開と可能性（平成１４年度までの研究成果の総括と今後の課題；今後の展開方向と可能性検討）
