内容説明
源氏物語の主人公・光源氏は、実在の誰がモデルになっているのか。本書は、「光源氏のモデル」を、五つの歴史物語を通して調べたものである。「水鏡」は神代から文徳帝までなので、除き、「増鏡」は南北朝の成立なので、源氏物語の影響面の究明という事を主眼として見ている。
目次
1編 栄花物語の道長像
2編 大鏡の道長像―これこそ光源氏か
3編 今鏡に現われる光源氏
4編 水鏡について―さまざまな古代の人間像
5編 「増鏡」に見る源氏物語の影響
6編 「愚管抄」という史論書
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