内容説明
本シリーズは、実習指導を初めて体験する人が、指導案作成する際わかりやすく、しかも活用しやすいものをねらって検討した。本書は、新カリキュラムの考えや基本的な方向を踏まえ、実習指導案作成にあたっての基本的な考え方および作成上最も重要である教材研究、実習指導案作成プロセスについて概説し、指導案の具体例として、「疾病からの回復期にある青年期の患者の看護」「慢性疾患をもつ老年期の患者の看護」の2つの例を展開し、解説を加えたものである。
目次
第1章 新カリキュラムと看護学実習
第2章 看護教育における看護学実習の意義
第3章 実習指導者の役割
第4章 実習指導案作成の意義
第5章 実習指導案作成のプロセス
第6章 看護学実習における教材研究
第7章 本実習の指導案
第8章 成人看護実習指導案の具体例―回復期にある患者の看護
第9章 老年看護学実習の実習指導案の具体例―慢性疾患をもつ老年期患者の看護