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内容説明
企業の命運を左右しかねない特許紛争など訴訟問題に巻き込まれる日本企業が激増しているアメリカ。そうした紛争解決手続きを裏で支える「国際訴訟通訳」。法廷やビジネス交渉などにおける国際訴訟通訳という、非常にユニークな仕事を通して、プロフェッショナルとして、また、主婦として、一男一女の母として、そして日本人として長年にわたって「アメリカ」を見てきた著者の視点は、アメリカで訴訟にかかわる人々のみならず、アメリカを理解しようとする人々すべて、さらにはこれから通訳を生業にしようとする若い人達にとって大いに参考になる。
目次
第1部 法廷から覗いたアメリカ(裁判になると本業そっちのけの対応を迫られる日本企業の法務担当;相手側弁護士を怒らせた日本的証言;陪審評決を予測するために行われる模擬裁判に出席して ほか)
第2部 仕事、旅、ふれ合い、そして家族(日本滞在中に阪神大震災に遭遇、痛みを分かち合う人達の心に触れる;崩れゆくアメリカ人の結婚神話;アメリカの男と日本の男の「人生」の違い ほか)