空手と意拳―若き求道者達へ

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784795276871
  • NDC分類 789.2
  • Cコード C0075

内容説明

極真最強の王者達を育てた名伯楽広重師範が語る技と心の強さの秘密。

目次

序章 極真空手との出会い
第1章 極真空手と意拳
第2章 強くなるための稽古
第3章 日々の稽古―強くなるためのコツ
第4章 私の背景
終章 極真空手の今後

著者等紹介

広重毅[ヒロシゲツヨシ]
1947年11月福岡県北九州市に生まれる。1966年3月小倉工業高等学校電機科卒業。1966年4月本田技研入社鈴鹿工場勤務。その後、大山倍達総裁の内弟子になるまで、3社でサラリーマン生活を送り、アルジェリアへの海外勤務も経験する。1972年6月極真会館総本部入門、1975年12月内弟子になる。1978年6月城南支部設立責任者となる。1998年極真空手ワールドカップ・パリ大会日本代表チーム監督を務める。3人の世界チャンピオン緑健児氏・八巻建弐氏・塚本徳臣選手、全日本チャンピオン数見肇選手、全日本ウェイト制チャンピオン岩崎達也選手・高久昌義選手・志田清之選手他優秀な選手を育てる。そして、1999年第7回世界大会の日本代表チーム監督に。現在、東京城南川崎支部支部長。同時に東関東地区本部本部長を務める。六段。1976年10月第8回全日本空手道選手権4回戦。1977年11月第9回全日本空手道選手権7位。1978年11月第10回全日本空手道選手権4位。1979年5月第11回全日本空手道選手権5位。1979年11月第2回世界大会出場
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

木麻黄

3
昨年四月にご逝去されていたのですね。数日前から、著者の一文が気になっていたので、不思議な縁を感じます。気になっていたのは、著者が瞑想の危険性に触れた箇所でした。禅病、クンダリーニ症候群として知られる、偽悟達のくだりです。以前は読み流した「煉精化気、煉気化神、煉神還虚」という言葉に、今回は膝を打ちます。読書から得られる感慨は、読み手のレディネスによっていかようにも変化するものなのでしょう。もてはやされる瞑想ですが、その負の側面が意識されることは少ないように思います。勝負の世界では空理は淘汰される運命です。2019/04/28

不動 明

2
再読ではないのですが、本日(6月23日)初めて廣重毅師範(私にとっては城南支部時代の)が御逝去された事を知り驚きました。きっと師範が彼方から私の事を覚えていて下さり、今回30数年振りに師範のお考えになっていた事を知る為に御著書に引き合わせて戴いたものと思ってしまいました。この場を借りまして廣重毅師範の御冥福を御祈りいたします。2018/06/23

不動 明

2
初めて師範の本を読ませて戴きました(といっても35年近く昔ですが)。当時の稽古は極真=ムチャクチャな根性論のイメージがあったのですがたまたま師範の所に入門したら稽古自体はハードでしたが非常に当時の武道界から見たら合理的で理論的な稽古で驚いた事とその後の自分の武道への宝となった太気拳の立禅と這いの稽古に出会えたのは幸運でした。また師範がこういった霊的な体験や宗教感をお持ちだったとは当時は全く知りませんでしたが、今となってはやはりご縁があったのだなと思いました。2018/06/16

ジョイフル

0
極真空手の名伯楽の本。 雑誌などで読むと技の分析などは頭一つ抜けていたと思う。 けどこの本はちょっと文章や構成に難あり。 ちょっと非科学的な内容も書かれており受け入れにくい。 考えてみるとお弟子さんもスピリチュアル、宗教的な方向に行った人が多かったな。2017/11/10

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