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内容説明
私は朝日新聞に殺された!昭和24年3月、三鷹、松川、下山という「黒い霧」事件のさなか、もう一つミステリーに包まれた出来事があった。敗戦後のシベリア抑留を舞台に、一新聞社の大キャンペーンを発端にして起こった吉村隊事件(または暁に祈る事件)の真相に迫る。
目次
手記 池田重善(一憲兵として―敗戦までの隊生活;ウランバートルへの道のり;吉村隊の真相;故国への帰還;朝日新聞によってつけられた“暁に祈る事件”の火;国会喚問と刑事訴追を受ける;再審への道)
解説 柳田邦夫(重大な人権侵害を侵した第一報;『朝日』の報道状況;事件の様々な背景;思い込みの恐ろしさ―『朝日』第一報の分析;関係者の意見;今なぜ暁に祈る事件なのか)
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