内容説明
著者は朝日新聞歌壇の投稿歌を30年も熱心に読むことに費やしてきた。スターでなく庶民の毎日毎日の生活の中から、思わずほとばしり出たような叫びにこころしながら推理小説ふうにせまっていく。慟哭するいのちの歌が、繁栄ニッポンの精神を鋭く問う!
目次
第1章 小山ひとみさんの歌
第2章 古賀玲子さんの歌
第3章 大森輝子さんの歌
第4章 満田道子さんの歌
第5章 斎藤絢子さんの歌
第6章 小出幸三さんの歌
第7章 間瀬たかさんの歌
第8章 福田清人さんの歌
第9章 伊藤みやさんの歌
第10章 阿久津福吉さんの歌
第11章 浦野庄之助さんの歌
第12章 新沼勝三郎さんの歌
第13章 私の忘れ得ぬ歌人達
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