目次
序章 選択公理
第1章 集合論(集合論の始まり;素朴集合論;論理演算と集合算;1対1対応と濃度;可算集合のいくつかの性質;非可算集合;整列集合と順序数)
第2章 選択公理の出現(基数の整列の問題;ツェルメロの証明;ツェルメロの証明に対する反応;集合論に関する五つの手紙;現在の立場から)
第3章 選択公理と数学(解析学に現れる選択公理;集合論に現れる選択公理;位相数学と選択公理;位相数学と極大原理;関数解析学と選択公理;代数学に現れる選択公理)
第4章 選択公理の無矛盾性と独立性(公理的集合論;構成可能性公理と選択公理、その無矛盾性;選択公理の独立性;生成的拡大;強制法;選択公理の独立性証明)
付録(述語論理の体系;帰納法による定義;決定性公理)