内容説明
本書に登場する30名の方々は、さまざまな道の第一人者、つまり著名人ばかりである。そして、共通して言えることの重要なひとつに、常に「謙虚さ」を失わず生きているということである。環境問題にかかわるようになって、30年。テレビというマスメディアを通じて、行政の問題、技術の問題、経済の問題、教育の問題、企業の問題など、その時代や社会の実相を踏まえて、さまざまに訴えてきた著者が、出会った人々のある瞬時の生きざまに焦点を合わせて、淡々とリアルに描写。
目次
第1部 人間讃歌(小林桂樹―ゴミ大好き人間;土井勝―自然流こそ土井料理の真髄;山崎朋子―モノを大切にしない人間は、人間の生命をも大切にしない人;森南海子―リフォームの魔術師;藤原啓―簡素こそ最高の美学 ほか)
第2部 環境教育への道(ドイツの環境首都フライブルク考;ヨーロッパのエコロジー思潮;「環境国家」をめざして)