内容説明
本書では出会いと別れ、そしてこの世界と同じく常に移ろい変わる泡沫の如き人の心の変化相を様々な角度、シチュエーションで描き出しました。人の心の喜怒哀楽、春夏秋冬、罪の蜜(回文)を求愛・歓喜の詩、エッセー、悲恋、ファンタジー、奇談、童話という形で話を編んでみました。不十分ながら韻、語呂合わせ、頭文字合わせ、回文、掛け言葉、起想、擬人化、対照法、等を用いたり、意外や意外(これも回文)、思わぬ落ちを設けたりと、色々と作品に仕掛けがほどこしてあります。本書は詩集というよりむしろ自由詩による詞集です。