一歯科軍医の特異従軍体験記

一歯科軍医の特異従軍体験記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784795246423
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

日本歯科医専卒業の上、満洲国の大同学院に学んだ著者は、現役兵として輜重兵第三連隊に入隊初年兵としての物心両面に亘る苦難を前向きに乗り越え、甲幹となり、久留米卒業、帰隊と共に、南支に駐留中の輜重兵第三十八連隊に転属。小隊長として活躍中、不本意ながら、やむなく、陸軍歯科軍医に転科、近衛師団に転属して、マレー作戦、スマトラ作戦に参戦。この特異な体験を貴重な当時の作戦状況スナップ写真等多数を添えて綴った従軍記である。

目次

第1章 輜重兵時代(昭和十四年一月~昭和十六年十一月)(輜重兵第三聯隊(入営~予備士官学校卒業)
輜重兵第三十八聯隊(南支))
第2章 陸軍歯科医時代(昭和十六年十一月~終戦)(大東亜戦争参戦;マレー作戦;スマトラ作戦)
第3章 終戦(ドロックシノンバンへ;インドネシア民族の独立運動;ドロックシノンバン捕物帳 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こまったまこ

7
日中戦争から太平洋戦争まで陸軍の歯科軍医として従軍されていた方の手記です。前半は主に輜重兵(食糧や武器を前線に運ぶ部隊)として中国戦線での様子、後半がマレー半島で歯科軍医として治療にあたる様子が描かれている。実際に戦闘の経験はないので終戦までの間の戦況は他の方の手記で補てんされている。戦場で歯の治療ができるのかと不思議に思っていたが現地に病院施設を作りそこで機材なども揃え治療していたようです。現地の人との交流もあり、なかなか興味深い内容でした。2015/08/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3713021
  • ご注意事項

最近チェックした商品