内容説明
歴史は不思議なことに、世紀末に発展した「海洋国家」が、次の世紀に繁栄するという“法則”を示す。二十世紀末に発展している日本は、果たして二十一世紀の中心国家として繁栄するのであろうか。政治改革、税制改革、市場開放、地方分権、国際貢献、国連常任理事国…山積みする難問をかかえ、激しく揺れ動く日本の政界。歴史に息づく法則に沿って、日本の針路と人類の未来を展望し、国家百年の大計を唱える壮大なヴィジョン。混迷する日本政界に向け、新鋭が世に問う慧眼の書。
目次
プロローグ 平成の坂本竜馬は誰か?
第1章 大転換のはじまり
第2章 55年体制から95年体制へ
第3章 日本の未来―文明史からの予見
第4章 リーダー国家の自覚なき大国・日本
第5章 21世紀の新しい日本のために
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- 和書
- ベレンとルーシエン