内容説明
ホームヘルパー第一号(益田市)として、また退職後もボランティアとして、長い間、老人たちの日常生活の不足を補い、相談助言者となって東奔西走。―今は自らも老人の一人である著者が、これまで接してきた多くの老人たちから教えられ学んだことを通して、ホームヘルパーのあり方を問い直し、同時に、幸せな老後の生き方を、生きていることの意味を問い続ける。
目次
1章 生きていてよかった(一日一日を喜ばせてもらおうよ;わしもありがとうと言うてみようかい ほか)
2章 生きる道は必ずある(Nさん、大丈夫ですよ;入院という召集冷状が来るまでに ほか)
3章 広びろとした世界(腹が立つ時は心の向きを変えるんじゃ;いい人生であったなあ ほか)
4章 本当の生きる喜びとは(一つの言葉で;生きる喜びは何ですか ほか)
5章 若い人たちと共に(中学生のサマーボランティアスクール;高校生のサマーボランティアスクール ほか)