内容説明
北陸の地にどっこい根を下ろし、精いっぱい“いのち”を輝かせている、車いすの詩人たちの群像。その中心となって、足の小指でタイプライターを打ちつづける草島昇。―ともすれば見放されがちな彼らの深い思い、限りないやさしさ、明るさが、言葉となり詩となってあらわれ出て、清々しい感動を呼び起こし、生きることの意味を強く問いかけてくる。
目次
1 僕の詩が人の役に立った
2 『群生』に思いをこめて
3 昇をめぐる詩人たち
4 地面に足がついて来た
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