内容説明
本書は主としてカウンセリング講座の受講生のために書いた。しかし、それだけではなく、これからカウンセリングを習いたい人にも役に立つ知識が書いてある。またカウンセリングを受けようか迷っている人にも参考になる事が書いてある。また、今までのカウンセリング講座では「してはいけない」と言う指導が多かった。ここでは主として「してはいけない」から「こうすれば良い」や「こうすればできる」へ変更する方法を書いた。それでも、カウンセリングでは「してはいけない」と言う部分が少しは残るので、その部分については「してはいけない」理由を、はっきりと書いた。
目次
第１部 演習入門編（カウンセリング入門；カウンセラーの三つの基本的条件；ロールプレイ（初回面接の演習）の基礎
ミニ・カウンセリングの基礎知識
ミニ・カウンセリングの初歩技法
ラジオや雑誌などの人生相談との違い）
第２部 進め方応用編（初回面接の進め方；初回面接における回数の案内；第２～３回面接の進め方；第４～５回面接の進め方）
第３部 フルコース案内編（フルコース演習の概略；クライエント中心療法の長所と欠点；必要十分条件の再検討；第６～８回面接の進め方）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
不動 明
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読みごたえがありました…。といってもまだ上巻。一部分かりにくい所がありましたが(どこかは忘れました)とにかく面白くは読めたと思います。しかしこれはある程度養成講座等を受講して傾聴スキルを学んでいない人にはお薦めはできません。養成講座等を終了した人には更なるスキルを深めるには一考になる本ではあるとは思われますが…。2015/06/11
