内容説明
十九世紀末、科学の大攻勢の前に敢然と立ちはだかり、真の宗教の必要、さらには普遍宗教の理想を雄弁に訴え、その実現の手段としての四大ヨーガを体系化し、東洋と西洋、過去と現在の合流点となったスワミ・ヴィヴェカーナンダの最重要講演集。
目次
普遍宗教実現への階梯
普遍宗教の理想
仕事とその秘訣
精神の諸力
実践的霊性についてのヒント
霊魂、神、宗教
ヒンドゥー教
宗教とは何か
ヴェーダの宗教的理想
ヴェーダーンタ哲学〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うちこ
5
この本を読みながら気づきましたが、講演集は声に出して読んで、自分の耳から入れて理解する方法だと入ってきやすい場合があります。 ものすごく低い声で男性になりきって読んでみたりして。そのくらい、文字だけを追うと置いてけぼりになりやすい本です。でもそのなかにガツンとくる短い一文が潜んでいる。声に出して読んで「ちょっと待って、いまなんつった！？」と自分の声をきっかけに発見する。そんな読書をしました。2020/04/20
