内容説明
今日は私立繚乱女学園の受験日。本田飛鳥、豊田可理奈、大久保久美の3人はそれぞれの理由で、それぞれの目標に向かって、その日、繚乱女学院の門をくぐった。飛鳥はそこで、前化学部々長と現化学部々長・扇ケ谷鉄子に目をつけられ試されることになる。飛鳥は鉄子たちの試練を乗り切り、無事受験を受けることができるのか!?そして、扇ケ谷たちの目的は!?新鋭・桑原忍が送る「あすか120%」、ノベライズで堂々登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
highig
12
かつて流星を見た。微かに輝き、瞬く間に夜天に消えたラノベレーベル、サークル文庫。そのわずか8冊の短い歴史で、最初の刊行物となるのが本書だ。読メでの読了者は・・・ゼロ。二十年近くも前の絶版本だ、無理もない。おそらく読メ最後の日まで自分以外の投稿はあるまい。これは責任重大(?)だ。本書はゲームソフト『あすか120%』のノベライゼーションで、まだ中学生である主人公の本田飛鳥が繚乱女学園を受験し、合格するまでの話を書くゲームの前日譚となる。キャラ物のノベライズだ、端から内容に期待などしてはいなかった筈だが・・・。2015/08/05