星降る夜は肩ぐるま―障害をもった“たっくん”と家族の記録 そして、今。 (改訂新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784795209794
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

三歳のとき、脳の発達障害を宣告された“たっくん”。「脳天を割られたような衝撃とともに、奈落の底に突き落とされたような絶望感」の中から、明るく立ち上がるまでの苦悩と葛藤を、医師として、精緻に、淡々と記録。改訂新版では、「たっくん」の小学校入学、シンガーソングライター宮沢勝之氏との出会い、妹の誕生、弟の障害を気遣いながら障害者への思いを深める二人の姉、家族をやさしく見守る祖母、そして、保母として障害児学童保育所を開設した妻など、「命の尊さ」に目覚めていく家族とさまざまな人々の姿を描く。

目次

第1章 たっくんの障害の告知
第2章 たっくんの障害の受容
第3章 たっくんの連絡帳
第4章 たっくん効果
第5章 たっくんの入学式
第6章 星降る夜のコンサート

著者等紹介

遠藤康弘[エンドウヤスヒロ]
群馬県邑楽町生まれ。山形大学医学部を卒業後、父親の急死を契機に、東京女子医科大学日本心臓血圧研究所にて循環器内科学を専攻する。現在、埼玉県済生会栗橋病院副院長・内科循環器科部長、東京女子医科大学循環器内科学助教授を併任。障害を持った長男と娘三人の父親。長男の障害とそれを取り巻く家族を綴った『星降る夜は肩ぐるま』を出版し、第十一回上毛出版文化賞を受賞。心臓病・循環器疾患の診療と臨床研究を続ける傍ら、心臓病に関することや障害児とその家族の日々をテーマとした講演活動も行なっている。シンガーソングライター宮沢勝之氏の自称「後援会長」として全国あちこちで開かれる宮沢勝之コンサートに声援を送りつづけている
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