内容説明
ふたたび「雑草軍団」が全国の頂点に立った。一九九四年・大学箱根駅伝・第70回大会。この年、下馬評では、圧倒的に早稲田大学有利だった。早稲田は大学駅伝の名門大学、いわず「サラブレッド」軍団だ。対する山梨学院大学は無名選手ばかり、みずからを「雑草軍団」と呼ぶ。「雑草軍団」が、いかにして箱根駅伝で勝利したのか。名将・上田監督は、無名選手をどのように見つけ、育てたか。ふたたび起こったミラクルを描く学生スポーツ熱血のドキュメント。
目次
1 噂の最強軍団
2 汗に汚れた古だすき
3 「寄せ鍋」軍団の「肉」
4 箱根を越える雑草の根性
5 期待、絶望、また期待
6 「雑草」軍団の意味するもの
7 「上田哲学」を振り返る
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