内容説明
複素解析学は、極限を中心としている微積分の上に展開している分野であり、本書は、複素解析学を担うための基礎・基本を用意し、ここが理解できればさらにそれぞれの専門へと進めるようにも配慮してある。ここまでは、少なくとも教養として理解しておこう。本書を基礎・基本として理解しておくことが、これからの自然科学の進歩にも十分に堪えられると信じる。そのために、本書は週1コマで1年間の授業のために準備し、しかも1時限に4乃至5ページという単位で用意してある。このように確実に進んで複素解析に慣れるようにしてある。
目次
第1章 複素関数
第2章 正則関数
第3章 複素級数
第4章 べき級数展開
第5章 特論
感想・レビュー
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