内容説明
実務家裁判官(司法研修所教官経験者)と民法研究者(法科大学院教授)が作り上げた要件事実の基礎教育と自己学修に最適のスタンダード・テキスト。設例の丁寧な解説とともに、事実摘示例やブロック・ダイアグラムを具体的に示し、演習問題、さらにはコラムや補講、索引機能を兼ねた記載例関係一覧表を加え、自習書としての役割をさらに充実させた最新版。
目次
第1部 要件事実論の基礎(要件事実の概念;要件事実論入門;要件事実論と民法 ほか)
第2部 要件事実論の展開(売買;消費貸借;準消費貸借 ほか)
第3部 演習問題(時効取得;売買;消費貸借 ほか)
著者等紹介
村田渉[ムラタワタル]
司法研修所教官。1955年生まれ。1979年に早稲田大学政治経済学部を卒業し、1982年に司法修習生(36期)、1984年に判事補任官(東京地方裁判所)。1986年福岡地方・家庭裁判所小倉支部判事補、1989年最高裁判所事務総局刑事局付、1995年京都地方裁判所判事、1998年東京地方裁判所判事、2001年司法研修所教官(民事裁判教官)。2005年7月東京地方裁判所判事、2011年7月より現職。2004年4月から2007年3月まで早稲田大学大学院法務研究科客員教授を兼ねる
山野目章夫[ヤマノメアキオ]
早稲田大学大学院法務研究科教授。1958年生まれ。1981年に東北大学法学部を卒業し、同学部助手を経て、1988年に亜細亜大学法学部専任講師、1993年に中央大学法学部助教授、2000年に早稲田大学法学部教授。2004年4月より現職。エクス・マルセイユ第三大学客員教授(2003年3月、2006年3月)
後藤巻則[ゴトウマキノリ]
早稲田大学大学院法務研究科教授。1952年生まれ。1976年に早稲田大学法学部を卒業し、獨協大学法学部教授などを経て、2003年に早稲田大学法学部教授
高橋文清[タカハシフミキヨ]
大阪地方裁判所判事。1957年生まれ。1981年に東京大学法学部を卒業し、1985年に司法修習生(39期)、1987年に大阪地方裁判所判事補。2002年に司法研修所教官、2006年10月に東京地方裁判所判事。2004年4月から3年間、一橋大学法科大学院特任教授。2007年4月に大阪高等裁判所判事。2008年9月より現職
村上正敏[ムラカミマサトシ]
東京地方裁判所判事。1958年生まれ。1983年に京都大学法学部を卒業し、1983年に司法修習生(37期)、1985年に横浜地方裁判所判事補。2003年に司法研修所教官。2007年9月に東京高等裁判所判事。2009年4月より現職
大塚直[オオツカタダシ]
早稲田大学大学院法務研究科・同法学部教授。1958年生まれ。1981年に東京大学を卒業し、同大学助手、学習院大学法学部上教授を経て、2001年に早稲田大学法学部教授
三角比呂[ミスミヒロ]
東京地方裁判所判事。1960年生まれ。1984年に中央大学法学部を卒業し、1984年に司法修習生(38期)、1986年に大阪地方裁判所判事補。2001年に司法研修所教官、2005年7月に東京地方裁判所判事。2004年4月から3年間、中央大学法科大学院特任教授。2007年3月仙台高等裁判所判事(事務局長)、2001年7月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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