六人部屋の十三年間―病室で出会った忘れられない人たち

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六人部屋の十三年間―病室で出会った忘れられない人たち

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  • サイズ 46判/ページ数 276p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794980540
  • NDC分類 498.16
  • Cコード C0095

出版社内容情報

六人部屋では人間のすべてが目撃される。病院関係者、つまり人類全員の必読本だ。私たちは皆病院に行く運命なのだから。──東畑開人

人間の弱さ、強さ、愚かさ、哀しさ、可笑しさ、愛おしさ……すべてが“入院”に詰まっている。“入院”から見えてくる、人間とは何か、社会とは何か。──絶対に終電を逃さない女

入院という激震! 何が壊れ、何が残るのか? 
おかしくも哀しい、病室の人間模様

「入院とはどういうものか? 入院病棟はどんなところで、医師や看護師や同室の患者との、どんな出会いが待っているのか?」
二〇歳の時に潰瘍性大腸炎を患い、十三年間の闘病生活を送り、その間のほとんどを病院の六人部屋で過ごした著者。病室という、ある種非日常な空間で、人がどんな本音を吐露するのか、人生がどんな別の顔を見せるのか、家族がどんなふうに激震に耐えるのか、それを書き綴るエッセイ。
「病気というのは、ある個人、その家族にだけ、大震災が起きるようなものだ。そこにはさまざまなドラマ、人間模様がある」
入院する予定のある人、今まさに入院中の人にも、入院している家族がいる人にも、さらには入院している人のお見舞いにも最適な、おかしくも哀しい病室文学。

“入院は、したくてする人はほとんどいない。しかも、突然のことが多い。心の準備もなく、いきなり始まる。医師や看護師も自分で選ぶことはできない。通院していた人でも、入院の担当医は外来とは替わることが多い。
同じ病室の患者たちも、「患者仲間」などと言ったりするものの、年齢も職業も趣味もばらばらで、病気さえそれぞれちがうことが多い。何の共通点もない人たちと、いきなり共同生活がはじまるのだ。(…)
病気の心配、お金の心配、仕事の心配、家族の心配など、さまざまな心配が頭の中、胸の内をぐるぐる回る。私はそうした入院、退院をくり返す生活を、十三年間つづけた。“(「はじめに」より)

【目次】
はじめに 入院したら気をつけるべき10のこと
第1章 人生の空白に気をつけろ! ──六人部屋という不思議な世界
第2章 二人部屋に気をつけろ! ──ふんどしと入れ墨と納豆おじさん
第3章 入院初期の不平等感に気をつけろ! ──六人部屋で口をきくようになるまで
第4章 お金に気をつけろ! ──金持ち父さん貧乏父さん
第5章 家庭崩壊に気をつけろ! ──入院は家族を激しくゆさぶる
第6章 患者だけの時間に気をつけろ! ──医師や看護師の知らない六人部屋
第7章 お見舞いの人に気をつけろ! ──お見舞い八景
第8章 医師や看護師に気をつけろ! ──思い出の医師・看護師たち
第9章 通院や院外のつきあいに気をつけろ! ──通院はつらいよ
番外編 痛い検査に気をつけろ! ──世界の見え方がちがう
あとがき 社会復帰にも気をつけろ!


【目次】

はじめに 入院したら気をつけるべき10のこと
第1章 人生の空白に気をつけろ! ──六人部屋という不思議な世界
第2章 二人部屋に気をつけろ! ──ふんどしと入れ墨と納豆おじさん
第3章 入院初期の不平等感に気をつけろ! ──六人部屋で口をきくようになるまで
第4章 お金に気をつけろ! ──金持ち父さん貧乏父さん
第5章 家庭崩壊に気をつけろ! ──入院は家族を激しくゆさぶる
第6章 患者だけの時間に気をつけろ! ──医師や看護師の知らない六人部屋
第7章 お見舞いの人に気をつけろ! ──お見舞い八景
第8章 医師や看護師に気をつけろ! ──思い出の医師・看護師たち
第9章 通院や院外のつきあいに気をつけろ! ──通院はつらいよ
番外編 痛い検査に気をつけろ! ──世界の見え方がちがう
あとがき 社会復帰にも気をつけろ!

内容説明

「入院とはどういうものか?入院病棟とはどんなところで、医師や看護師や同室の患者との、どんな出会いが待っているのか?」二〇歳の時に潰瘍性大腸炎を患い、十三年間の闘病生活を送り、その間のほとんどを病院の六人部屋で過ごした著者。病室という、ある種非日常な空間で、人がどんな本音を吐露するのか、人生がどんな別の顔を見せるのか、家族がどう激震に耐えるのかを書き綴るエッセイ。「病気というのは、ある個人、その家族にだけ、大震災が起きるようなものだ。そこにはさまざまなドラマ、人間模様がある」入院する予定のある人、今まさに入院中の人、入院している家族がいる人にも、さらには入院している人のお見舞いにも最適な、おかしくも哀しい病室文学。

目次

第1章 人生の空白に気をつけろ! 六人部屋という不思議な世界
第2章 二人部屋に気をつけろ! ふんどしと入れ墨と納豆おじさん
第3章 入院初期の不平等感に気をつけろ! 六人部屋で口をきくようになるまで
第4章 お金に気をつけろ! 金持ち父さん貧乏父さん
第5章 家庭崩壊に気をつけろ! 入院は家族を激しくゆさぶる
第6章 患者だけの時間に気をつけろ! 医師や看護師の知らない六人部屋
第7章 お見舞いの人に気をつけろ! お見舞い八景
第8章 医師や看護師に気をつけろ! 思い出の医師・看護師たち
第9章 通院や院外のつきあいに気をつけろ! 通院はつらいよ
番外編 痛い検査に気をつけろ! 世界の見え方がちがう

著者等紹介

頭木弘樹[カシラギヒロキ]
文学紹介者。筑波大学卒業。20歳のとき、難病(潰瘍性大腸炎)になり、13年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いとなった経験から、『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)を編訳。以後、さまざまなジャンルの本を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

150
20歳で難病の潰瘍性大腸炎を患い、13年間の闘病生活を送った著者の頭木さん(その後手術をして普通に近い生活を送れるようになるも、社会復帰はそこからさらに12年かかったと言う)病名だけで大変だったろうな・・と、入退院の13年間の徒然を面白く(と言っては語弊があるが)読んだ。私は出産の時とその他2度の数日の入院の経験しかないが、非日常・・ましてや難病だものね。それにしても二人部屋の話もククッだが、六人部屋・・色々ありましたね。お見舞いの際の言葉は胸に手を当ててみた次第。2026/10/25

kinkin

93
20代の著者が潰瘍性大腸炎という病気で十三年間入院していた時に 出会った人や、そこで起きたことが書かれている。 私は3ヶ月入院していたが本当に辛い。それを十三年間とは・・・・同室の人、医師、看護師、家族、見舞いの人、 人柄や性格などが次第に見えてくる。長期入院者には わかるるエピソードが多いと思う。私はコロナの真っ只中だっので3ヶ月間部屋には誰一人面会がこなかった・・・ 図書館本2026/11/01

ネギっ子gen

80
【社会復帰できたのは、かなり奇跡的なこと】13年間という闘病生活を送った著者が、「入院という激震によって、何が壊れ、何が残るのか?何に気をつけたらいいのか?」について10の章に分けて書いた本。巻頭と巻末には狐狸庵先生のお言葉。<病室の中で人々が、日常生活では考えられなかった人生や死の不安と向きあっている。日本人の多くが、自分の死のことをはじめて考え、自分の人生のことをはじめて考えるのは病院なのではないか(『人生には何ひとつ無駄なものはない』)>と。「心温かな病院」を提唱された先生は“入院の達人”でした。⇒2026/08/01

さちこ

42
健康なのに不平不満ばかり思う自分を恥じた。普段通り動けるのが当たり前ではない事を思い出し、自分の為、ひとのために出来ることは惜しみなくやらなければと再認識した。2026/07/12

けいこ

31
13年間入退院を繰り返した著者が、入院中のアレコレを語る。20歳から13年間ほぼ病院は入院中も退院後も辛いなぁ。文の合間、合間に、有名作家の一文やドラマのセリフなどが入り、この著者は何者?と思ったら、文学紹介者という肩書き。 さて、私も病棟勤務だけど、患者さん同士が仲良くなるのはたいてい女性。男性はカーテンをピシャっと閉めてスマホ見ている人が多いかな。『(死を意識して)自分の人生をはじめて考えるのは病院なのではないか』と書いた、遠藤周作さんの『人生には何一つ無駄なものはない』という作品を読んでみたい。2026/10/15

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