なぜ、人はアートに惹かれるのか―知識人や富裕層がアートを買う理由、美と所有の本質

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なぜ、人はアートに惹かれるのか―知識人や富裕層がアートを買う理由、美と所有の本質

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794980311
  • NDC分類 720.4
  • Cコード C0070

出版社内容情報

「絵は好きだけど、どう見ればいいのか分からない」。その戸惑いは、ロマン主義以降の “心で味わう鑑賞” と、現代アートの “意図を読み解く鑑賞” が同じ空間に並び立つ二重構造に理由がありました。本書はまず “見る喜び” に立ち返り、歴史の流れを踏まえて二つの鑑賞法をやさしくひもときます。次に、「経済的・社会的・本質的」という三つの価値軸でアートを整理。名画の前で自分の感性に自信が持てるようになる実践ガイドです。

はじめに
第1章 人はなぜアートに惹かれるのか
第2章 なぜアートをわかりにくいと感じる人が多いのか?
第3章 アートに宿る見えない価値
第4章アート所有の楽しみ
第5章 資産としてのアート
第6章 アートの買い方・選び方
第7章 これからの時代のアートの価値
おわりに
参考文献

[著者について]
髙橋芳郎(たかはし・よしろう)
翠波画廊 代表
愛媛県生まれ。多摩美術大学彫刻科(現・彫刻学科)に進学、卒業後、現代美術の専門学校Bゼミにて現代アートを学ぶ。卒業後、都内の美術展覧会の企画運営会社に就職、1990年に独立、美術品販売会社「株式会社ブリュッケ」を創業。現在、東京・銀座と大阪・梅田に自社店舗「翠波画廊」を運営。創業以来35年の長きにわたり、ピカソ、マティス、藤田嗣治など近代絵画からウォーホル、キース・ヘリング、バンクシーなど現代アートまで絵画愛好家なら誰もが知っている巨匠の作品を数多く扱う。著書に『値段で読み解く魅惑のフランス近代絵画』(2017年)、『アートに学ぶ6つのビジネス法則』(2019年)、『画商が読み解く西洋アートのビジネス史』(2022年)がある。


【目次】

はじめに

第1章 人はなぜアートに惹かれるのか
ホモ・サピエンスだけが持っていた共感力が文化を作った
脳科学が解き明かす「美」を感じるしくみ
アートが教えてくれる、世界を深く味わう方法
アートがくれる、自分と向き合う時間
アート鑑賞がもたらすストレス軽減とリラクゼーション効果
アートが情操教育に不可欠と考える富裕層
ストーリーによって価値が上がったウォーホル作品

第2章 なぜアートをわかりにくいと感じる人が多いのか?
アートには二つの鑑賞法が存在する
宗教に縛られていた中世
ルネサンス ―人間を取り戻す
バロック ―光と闇の美術
啓蒙主義 ―理性を信じすぎた時代
新古典主義 ―理性の美学
ロマン主義 ―感情と想像力の爆発
ロマン主義に登場した芸術家像
ロマン主義から現代アートへ
写実主義 ―ロマンではなく現実を見る
写真とチューブ入り絵具の二大発明
印象派 ― 光を描くという発明
ポスト印象派 ― 内面表現への回帰
ゴッホ ― 狂気の天才というロマン主義的物語
芸術の都パリが花ひらく
キュビスム ― 一点透視図法の解体
抽象絵画の誕生 ― もう一つの20世紀の大革命
戦後美術の大転換 ― 「アンチ・イリュージョン」が開いた新しい地平
グリーンバーグの理論 ―フォーマリズム(形式主義)
アクション・ペインティング ― 行為としての芸術
カラーフィールド・ペインティング ― 色彩としての芸術
ミニマル・アート ― 物体としての芸術
リキテンシュタインとジョーンズ ― 平面の自律を示した作家たち
ウォーホルとポップアート ― 市場と表面の時代
コンセプチュアル・アート ― 芸術=アイデアそのもの
アートの本質と市場価値のねじれ
アートが難しい理由 ― 鑑賞法の二重構造
誰にでも開かれたアート鑑賞へ
「目で観る喜び」と「頭で考える喜び」について
「目で観て喜ぶ」系と「頭で考えて喜ぶ」系の違い
画家は職人か、それとも芸術家か

第3章 アートに宿る見えない価値
508億円? アートはなぜ高額になるのか?
アートの価値を増幅させる「物語」の力 ― 作品の来歴と作家の神話 
アートはなぜ高額なのか?「所有」と「物語」が紡ぐ、もう一つの価値 
見た目以上に重視される「背景」と「物語」
ストーリーと共感が作品を輝かせる
アートのコレクションに教養が必要な理由

第4章アート所有の楽しみ
空間を変える、一枚の絵の力
毎日観るという体験の意味
美術館とは違う、私的空間で出会う感動と発見
自分と一緒に歳を重ねるアート作品
日本で絵は売れているのか?

第5章 資産としてのアート
アートと金融の交差点
資産ポートフォ

内容説明

絵は好きだけれど、どう鑑賞すればよいのかわからない。美術館で名画を前にしても、そのよさを言葉にできない。この本は、そんな疑問に自分なりの答えを与えてくれる1冊です。

目次

第1章 人はなぜアートに惹かれるのか
第2章 なぜアートをわかりにくいと感じる人が多いのか?
第3章 アートに宿る見えない価値
第4章 アート所有の楽しみ
第5章 資産としてのアート
第6章 アートの買い方・選び方
第7章 これからの時代のアートの価値

著者等紹介

〓橋芳郎[タカハシヨシロウ]
翠波画廊 代表。愛媛県生まれ。多摩美術大学彫刻科(現・彫刻学科)に進学、卒業後、現代美術の専門学校Bゼミにて現代アートを学ぶ。卒業後、都内の美術展覧会の企画運営会社に就職、1990年に独立、美術品販売会社「株式会社ブリュッケ」を創業。現在、東京・銀座と大阪・梅田に自社店舗「翠波画廊」を運営。創業以来35年の長きにわたり、ピカソ、マティス、藤田嗣治など近代絵画からウォーホル、キース・ヘリング、バンクシーなど現代アートまで絵画愛好家なら誰もが知っている巨匠の作品を数多く扱う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

gokuri

5
画廊経営者の書いた、アートの入門書 古典から現代までの絵画の歴史展変遷を、簡潔かつ非常にわかりやすく綴り、現在の海外アート市場の状況や、日本のアート市場の現状を語っている。 特に現代アートのわかりにくさの解説は納得感がある説明で、美術品に評価と市場価格の仕組み、さらには購入にあたっての注意点が示されている。 画廊として、個人が美術品を所有することを意味を考える一助になるとともに、安全な購入についてもアドバイスしている。2025/12/18

4
絵を眺めることはぼんやりと好きだったけど、沼にハマったのは今年のモネ展、ゴッホ展、印象派展。どれも強く心を揺さぶられる体験だった。私は色々あるアート作品の中でも特に印象派に惹かれるが、そろそろアートについて色々勉強したいなと思いたくさん本を購入。最初に読んだのがこちら。なるほどなと勉強になる話や、共感できる話が色々あっておもしろかった。これから色々勉強していく中で絶対に忘れたくないのが「大切なのは、まず作品を前にして"綺麗だな""面白いな""自分は好きだ"と素直に感じることです」。よく心に刻んでおきたい。2025/12/30

Go Extreme

2
美 所有 アート 価値 投資 富裕層 知識人 ステータス 審美眼 コレクター マーケット ギャラリー オークション 欲望 権威 希少性 教養 自己表現 アイデンティティ 不滅 文化遺産 象徴 ラグジュアリー 市場原理 価格形成 神話 文脈 物語 キュレーション 美学 感性 直感 思考の種 哲学 精神性 聖域 贈与 交換 記号 社会階層 優越感 パトロン 支援 保存 継承 破壊 創造 模倣 真贋 アウラ コンテンポラリー 歴史 時代精神 公共性 私有 癒やし カタルシス 超越 不確実性 本質2026/02/02

マヨカレー

1
すごく読みやすかった。好きなものに囲まれる(好きなアートを部屋に飾る)ってストレスを減らすんだね。ビビッとくる絵に出会ってみたいな。2026/02/18

螺旋地帯

0
キュビスムの「考える喜び」は正に至言だった。アートの歴史に軽く触れつつ読んでるうちに絵を飾りたくなる。美を求める本能が刺激された気がする。未来派もあったらもっと良かったのに2026/02/22

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