鬱病日記

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鬱病日記

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794980212
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0095

出版社内容情報

推薦:坂口恭平氏
「杉田俊介が生きはじめたと思えて、僕は嬉しかった。
からだが気づいて鬱になる。だから、これは本を書くように本を読む人の、自分のからだの読み方だ。
本当にきついときに皆に読んで欲しい福音書。」

Xを中心にSNSでも大反響!
オンタイムでWeb上に公表された克明な鬱病体験記。
透徹な視線で赤裸々な心情を丹念に描写する、「創作論」。

【著者より】
現代は鬱病の時代であると言われます。誰もが鬱病になる可能性を持っているとも言われます(風邪/骨折/癌などのように)。そのわりには、鬱病者が具体的な生活の中でどんな困難を強いられ、心の中でどんな葛藤や絶望を抱え込んでいるのかは、案外まだ十分には知られていないのではないでしょうか。その意味では、このささやかな本は、読者の皆さんにとって、鬱病者の内面や生活経験を知るための一つの材料、小さなヒントになるかもしれません。


【目次】

まえがき
2023?12月
2024?1月
2024?2月
2024?3月
2024?4月
2024?5月
2024?6月
2024?7月 
2024?8・9月
あとがきに代えて

内容説明

オンタイムでWeb上に公表された克明な鬱病体験記。透徹した視線で赤裸々な心情を丹念に描写する「創作論」。

目次

2023 12月
2024 1月
2024 2月
2024 3月
2024 4月
2024 5月
2024 6月
2024 7月
2024 8・9月

著者等紹介

杉田俊介[スギタシュンスケ]
1975年生まれ。批評家。『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)でデビュー、以後、障害者支援NPOで働きながら文芸評論や労働/貧困問題について著述。現在は執筆活動に専念。すばるクリティーク賞選考委員、雑誌『対抗言論』編集委員。元フリーターズフリー(現在は解散)組合員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

54
批評家の著者がうつ病になったときのツイッターを本にしたもの。当時は回復期だったのか、読書日記として読んでいた。読書については後半にわずかに出てくるのみで、回復期がなかなか訪れない絶望的な気持ちの辛さを文章にしている。断章形式であり、症状の性質から難しいことは書けないので読むのに難儀しない。ウソが無いという信頼感があり、当事者研究のような意義がある。タイトルを「うつ病」としないところに深刻さがうかがえる。うつ病の予防策は運動を習慣化することだろうが、著者も糖尿病の療養でウォーキングを日課としていたようだ。し2025/12/18

aloha0307

19
U症状が酷く体は動かないのに、絶望感、焦燥感がリアルタイムで、小刻みで、断章形式で押し寄せて脳だけがオーバーヒートしている様は読んでいて辛いものがありました📗終章で僅かに寛解(治癒ではなく)の入り口が見えてきます(ここで物語はthe end)。人々がU病になりがちなこの社会の根本を問い直すとはどういうことなのか、考え込んでしまいました🖋2026/01/07

kuukazoo

14
2023年末に心療内科に通院を始め翌年5月に1か月ほど入院、退院後9月頃までの経過が綴られる。リアルタイムでSNSに書いたものをまとめた本のようなのでつらい苦しい怖い疲れた消えたい等ネガティブワードで埋め尽くされており、特に入院直前~入院中だった5月のボリュームが一番厚いのだが、著者が感じていたであろう先の見えない絶望感がずっしり重い。そんな中で自らを無能で生きる価値も意味もないと責め続けていたことに気づき徐々に修正を図り始め(それもまた苦しいことだが)回復への兆しが出てきたことに安堵した。2025/10/26

サトゥルヌスを喰らう吾輩

5
鬱病になった著者がXに投稿していた文章をまとめたものとのこと。全心理系大学はこれを図書館に入れるべき。当事者のリアルが詰まっています。2025/11/24

epitaph3

3
批評家・杉田俊介氏の闘病記。200ページ続く苦悩の果てに「存在する意味」への執着を手放す姿に共鳴した。私もうつ病療養中、自分は何のために存在しているのかただただ問い続けた。好きな活動をしてもいいと気づき、歴史の勉強に没頭した。当時は無意味に思えたその時間が、巡り巡って今の私を支えている。「そこには意味も無意味もない。生存そのものの輝きがあるだけ」(p212)。必死に生きる。ここで生きる。生きていることが大事なのだと思う。もしまた自分を責める癖が、自分の存在を問いはじめ、うつ病が再発したら、本書を開く。2025/12/30

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