出版社内容情報
医療制度、社会保障、インフラなどさまざまな問題を抱える日本社会。実はその危機はすぐそばまで迫っています。けれども、この状況を「誰かのせい」にして責任を押し付けても、何も変わらない時代に私たちは生きています。「日本の未来は私たち自身にかかっている」という自覚を持ち、立ち止まり、考え、動き始めるべき時機ではないでしょうか。本書は、そうした一歩を踏み出すために、日本の現状と課題を見つめ直し、ともに「よりよい未来」を考えていくための一冊です。
【目次】
序章
第一章 医療がヤバい
第二章 社会保障がヤバい
第三章 この国をカタチ作るものがヤバい
第四章 未来への伝言
私らしい生き方
付録
内容説明
医療とは、社会の鏡である。いま、その鏡に歪みが生じている―。困難を乗り越えたその先に、より幸福かつ永続的な日本がある。経済、行政、制度を医療の視点から読み解く。
目次
序章―まえがきにかえて
第一章 医療がヤバい(医療制度の圧迫;医療の変質―EBMとNBM問題より;臨床の現場におけるEBMとNBMの違い;医療知識の格差;過剰診療とポリファーマシーの問題;医療のデジタル化と人間性;医療・介護分野でのデジタル化のリスク;医療介護従事者の充足予測;医療の適正化とは)
第二章 社会保障がヤバい(求められるのは制度の効率性と人間性の尊重の両立;国民皆保険の功罪;介護保険制度の現状と課題;介護認定審査に関する課題と改善に向けた提言;高齢者に対する身体障害者福祉法と介護保険法の問題;在宅医療推進の意義と課題;高齢者の行きつく先は?;高齢者・障害者・認知症者をめぐる社会の幻想;日本の年金制度について知っておきたいこと)
第三章 この国をカタチ作るものがヤバい(人口減少を伴う少子高齢化の影響;格差という問題;日本のデジタル化に関する諸問題;改革とは誰のためのものか;働き方改革とは何か;「役人の無謬性」とは何か;総括をしない日本;災害大国・日本におけるデジタルシステムの課題;日本が抱えるインフラ問題)
第四章 未来への伝言(若者の政治離れについて;2040年問題とは何か;「生きづらさ」を考える;世界は新たな再構築に向かっている;効率性を超えた幸福の追求)
私らしい生き方―あとがきにかえて
付録 要介護認定の仕組みと課題
著者等紹介
柴田元[シバタハジメ]
医療法人かぶとやま会理事長/久留米リハビリテーション病院院長。1977年、久留米大学医学部卒。同第3内科(現:心臓・血管内科)入局。1979年、門司市民病院勤務を経て、1980年、大阪国立循環器病研究センター勤務。1983年、久留米大学医学部第3内科助手。1985~1987年、産業医科大学リハビリテーション科非常勤講師。1995~1996年、デンマーク、ドイツ、イギリスなどで医療・介護・福祉研修。1996年、医療法人かぶとやま会久留米リハビリテーション病院病院長に就任し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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