出版社内容情報
一期一会は食卓にあり。
人生とは、誰と食卓を共するかということだ。
人生を、急がずに、たっぷりと味わいたい。「言葉のダシのとりかた」「包丁のつかいかた」「おいしい魚の選びかた」「天丼の食べかた」「ドーナッツの秘密」「アイスバインのつくりかた」「アレクシス・ゾルバのスープ」etc。全篇すべて食べもののうた! 詩という言葉の料理をとおして、歯ごたえのある日々の悦びを、食卓に贈る――。詩人・長田弘の残した代表作、待望の復刊。
内容説明
詩は食卓にあり―66の料理。言葉のダシのとりかた・包丁のつかいかた・おいしい魚の選びかた・天丼の食べかた・ドーナッツの秘密・ブドー酒の日々…etc.詩という料理をとおして、歯ごたえのある日々の悦びを食卓に贈る。時代を超えて読み継がれる不朽の名作が、オリジナル・デザインのまま復活。
目次
台所の人々(言葉のダシのとりかた;包丁のつかいかた ほか)
お茶の時間(テーブルの上の胡椒入れ;何かとしかいえないもの ほか)
食卓の物語(ユッケジャンの食べかた;ピーナッツスープのつくりかた ほか)
食事の場面(ラ・マンチャの二人の男;ミスター・ロビンソン ほか)
著者等紹介
長田弘[オサダヒロシ]
詩人。1939年福島市生。早稲田大学第一文学部卒業。毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞、講談社出版文化賞、詩歌文学館賞、三好達治賞、毎日芸術賞などを受賞。2015年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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