出版社内容情報
SDGsの理念はなぜ生まれたか?
それを知ればちがう世界史が、そして未来が見えてくる。
日本におけるSDGsの受容に抜けていた世界史的視点を、
対話形式のレクチャーで伝える画期的教科書。
SDGsは、人類史という長いスパンで考えるならば、われわれ人類が生き延びるために考え実行してきたさまざまな試行錯誤から、必然的に出てきた概念。
SDGsの17の目標は、世界史の発展段階とどう関連しているのか? 17の目標それぞれが生まれてきた経緯と要因を振り返ることにより、人類の発展の歴史とその目指すべき未来を考える。
高校生からビジネスパーソンまで、すべての現代人必読の教養としての世界史。大人気note「みんなの世界史」のコンテンツより、待望の書籍化!
“本書はSDGsを世界史のなかに位置付け、同時に SDGsを切り口として世界史の大きな流れをつかもうとする本です。問題意識は至ってシンプル。日本におけるSDGsの受容に、世界史的な視点がすっぽり抜け落ちているのではないかという思いです。SDGsの実施期間が終わった後にも、その取り組みを歴史的に振り返ることのできる内容にもしました。安易な二項対立的な整理は避け、人間/生物/自然、先進国/新興国/途上国、西欧/東アジア/アフリカといった三項以上の関係からなる視点も積極的にとりいれました。”(本書より)
【目次より】
■上巻■
はじめに SDGsの正体
第1部 SDGsで読み解く「人間ゾーン」の歴史編
第 1 章 人間(People)──人間の「しあわせ」の世界史
目標1 貧困をなくそう/目標2 飢餓をゼロに/目標3 人々に保健と福祉を/目標4 質の高い教育をみんなに/目標5 ジェンダー平等を実現しよう/目標6 安全な水とトイレを世界中に/第 1 章 まとめ
第 2 章 繁栄(Prosperity)──繁栄の生んだ「しわよせ」の世界史
目標7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに/目標8 働きがいも経済成長も/目標9 産業と技術革新の基礎をつくろう/
内容説明
SDGsの理念はなぜ生まれたか?それを知ると、世界史の見え方がちがってくる。SDGsは、人類史という長いスパンで考えるならば、われわれ人類が生き延びるために考え実行してきたさまざまな試行錯誤から、必然的に出てきた概念。SDGsの17の目標は、世界史の発展段階とどう関連しているのか?17の目標それぞれが生まれてきた経緯と要因を振り返ることにより、人類の発展の歴史とその目指すべき未来を考える。中高生からビジネスパーソンまで、すべての現代人必読の教養としての世界史。大人気note「みんなの世界史」のコンテンツより、待望の書籍化!
目次
第1部 SDGsで読み解く「人間ゾーン」の歴史編(人間(People)―人間の「しあわせ」の世界史
繁栄(Prosperity)―繁栄の生んだ「しわよせ」の世界史)
著者等紹介
藤森数正[フジモリカズマサ]
公立高校教諭。世界史ほか地歴公民科を担当。2018年からメディアプラットフォーム「note」において、教材研究を兼ねた世界史や歴史教育に関する情報発信を全文無料で行う。700万年前から現代に至るまでの世界史をさまざまな切り口から再構成し、おもしろくわかりやすく伝える記事が幅広い層に人気を博している(閲覧累計335万PV)。本書はこれまで掲載した記事を見直し、新たに書きおろした初の著書。全国通訳案内士(英語)資格保有(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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