出版社内容情報
スケートボードは人生を楽しむ技芸だ。
1960年代、アメリカ西海岸のサーフカルチャーから始まったスケートボードは全世界に広まり、現在ではオリンピック種目にもなっている。建築・都市文化の専門家であり、自身も40年以上のスケーター歴をもつ著者がカルチャーやアート、都市文化に与えた影響やそのアティチュードを明らかにする。
そして誕生から60年以上にわたる歴史を、ギア、メディア、大会、都市、アティチュード……、あらゆる側面から、豊富な写真・ビデオ、スケーターたちの証言とともに辿る。
内容説明
カルチャーか?スポーツか?1960年代の誕生からオリンピック公式種目化で注目を集める現在まで。ファッション、アート、都市、コミュニティ、映像、ユースカルチャーに多大な影響を与えてきたスケートボードの知られざる歴史の全貌とその精神性に迫る決定版。100本以上のビデオをQRコードで収録!
目次
1 Skateboard Scenes(起源;スケートボードとともに生きる;結びつきあう世界;メディア空間)
2 Skateboarding(スポットを探せ!;スケートピア;パークの復権;超建築空間;スケート・アンド・デストロイ;言葉なき運動)
3 Skate and Create(アート;利他の精神;素晴らしき人生?)
著者等紹介
ボーデン,イアン[ボーデン,イアン] [Borden,Iain]
イギリス生まれの建築史家。ロンドン大学(UCL)大学院バートレット建築学校教授・同校ディレクター。UCLAおよびUCL大学院卒業。建築、都市、批評理論、公共空間、映画、写真などに関する数多くの学術論文のほか、40年以上スケートボードに親しみ、スケートボード文化やスケートパークについて、多くの市当局、慈善団体、開発業者、メディアに助言している
市井吉興[イチイヨシフサ]
1970年埼玉県出身。立命館大学大学院社会学研究科後期課程修了、博士(社会学)。専門はスポーツ文化論、ライフスタイルスポーツ研究
塩見俊一[シオミシュンイチ]
1979年京都府出身、立命館大学大学院社会学研究科後期課程修了、博士(社会学)。立命館大学産業社会学部講師。専門は大衆文化史、スポーツ史、プロレス、ライフスタイルスポーツ研究
住田翔子[スミダショウコ]
1981年愛知県出身。立命館大学大学院社会学研究科後期課程修了、博士(社会学)。専門は視覚文化論
豊島誠也[トヨシマセイヤ]
1993年大阪府出身。広島大学大学院人間社会科学研究科博士課程後期修了、博士(学術)。専門はスポーツ人類学、伝統スポーツ、エクストリームスポーツ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みちしるべ