I am I am I am<br> 危険なトランスガールのおしゃべりメモワール

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I am I am I am
危険なトランスガールのおしゃべりメモワール

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794974389
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

蟷螂拳(とうろうけん)を繰り出すトランスガール! 
こんな小説をずっと待っていました!――三木那由他

カンフーの達人で、病的な嘘つきのあたしは、生まれ育った町と家族から逃げ出した。
誰かが描いた物語に、閉じ込められないために。
行き着いた「奇跡通り」では、面倒を見てくれるディーヴァ、不思議な力を持つ魔女、鼻もちならない「お姫様」ら、様々なトランスたちに会う。やがて、殺されたトランスジェンダー女性たちの仇を討つことを使命とするガールギャングに入り、ストリートで暴れまわる。
待ち受ける数々の困難を前に、彼女は新しい家族を守り、痛みを癒し、自分の中にある真実を見つけることができるのだろうか?
創刊たちまち大好評の海外文学シリーズ「I am I am I am」、第二弾!

内容説明

カンフーの達人で、病的な嘘つきのあたしは、生まれ育った町と家族から逃げ出した。誰かが描いた物語に、閉じ込められないために。エマ・ワトソンが課題図書に選び話題を呼んだ“危険”な小説、ついに邦訳!「I am I am I am」シリーズ、第二弾。

著者等紹介

カイ・チェン・トム[カイチェントム] [Kai Cheng Thom]
入植者に譲渡されたことのない先住民の領地トロントとモントリオールを拠点に活動する作家、パフォーマー、猛烈なフェム、悪名高い嘘つき。本書は初の小説であり、第29回ラムダ文学賞トランスジェンダー・フィクション部門の最終候補に、2019年にはエマ・ワトソンのオンライン・フェミニスト・ブッククラブ「OUR SHARED SHELF」の課題図書に選ばれ、話題を呼んだ。2017年にデイン・オギルビー賞を受賞

野中モモ[ノナカモモ]
東京生まれ。翻訳者、ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ネギっ子gen

47
【自分自身を傷つけるのをやめたとき、ようやく誰かを傷つけるのをやめられるんだ】危険なトランスガールでカンフーの達人で病的な噓つきのあたしが、いかにして世界一のエスケープ・アーティスト、つまり脱出の達人になったかの物語。<あたしは安全な空間を信じない。そんなものはもともと存在しないから。だけど、あたしは危険な物語を信じてる――思いもよらないときにあなたの内側から湧き上がる渦巻みたいな。まるでこれからあなたが解き放とうとする革命についてささやきかける狂った天使の声みたいな>。うん、いいね。すごく、いいなぁ~⇒2025/03/15

ori

15
あとがきにもあったけどハリウッド映画でもマイノリティの描かれ方は主人公の良き友だったり、笑わせる奴だったりと型にとらわれすぎ。この本の主人公カンフーの達人のトランスガールは全然スーパーガールじゃない。まだ若く成長途中であるけどもどこか信用できないとこもある。他のトランスガール達も何かしら欠点があり皆完璧じゃない。でもそんなの当たり前のはず。マジョリティで当たり前の描写がマイノリティにはまだまだ足りない。リプレゼンテーション大事。エンタメでも文学でもこの小説みたいなのがどんどん出てくるといい。2025/03/27

綿

4
一人称が「あたし」のYA文学の系譜の物語に一生惹かれ続ける。タイトルが昔のコバルト文庫、ポプラ社のとんでる学園シリーズを彷彿とさせてとても好きなのだけど、物語の構造として、何かしらの理由で故郷を飛び出して別の土地で新しい人間としてやっていこうとする冒険譚というセオリーをあえて踏襲しながらも、その時代には語られてこなかった、でも確かに当時もいた筈のトランスの少女を主人公にした新たな物語として、いまを生きる人たちを勇気づける作品、などと私が安易に引き寄せて「みんなのもの」にしてはいけないような、2024/11/09

亜済公

3
優れたマイノリティ文学。2024/08/27

一柳すず子

2
生きづらさを抱えて彷徨う不安をおとぎ話に落とし込んでいる。ストリートは暴力で満ちている。キマヤのような人は貴重。ハッピーエンドと思いきやまだまだ冒険は続く。2025/02/23

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