フェミニスト、ゲームやってる

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フェミニスト、ゲームやってる

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794974204
  • NDC分類 797.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ゲームをつくり、プレイし、プレイし損なう。そのすべてがフェミニズムの実践たりうると教えてくれる。
──三木那由他(哲学者)

「ゲームはフェミニズム的にもホットなメディアになっている」。フェミニストで歴史研究者、パンセクシュアルで車いすユーザーの書き手が、フェミニズムとクィアの実践の場となっているビデオゲームの世界の面白さを伝える、画期的なエッセイ!


「トラウマを語ったり、現実の世界の問題を考えたり、そうした行為を少しだけ遠く、少しだけコントロールできる状態でやっていく。ゲームのそんな機能に私は助けられてきた。そこでは自分にとってつらい問題を、距離をとりつつ思考することができる。この本も、誰かにとってそんな役割を持つことができたら、そしてそんなゲームを、フェミニズムを広めることができたら、そんなふうに考えながら今、書いている」(「おわりに」より)

ーPOINTー
◇『ラスト・オブ・アス パート2』や『エーペックスレジェンズ』、『アサシン クリード オデッセイ』、そして『スプラトゥーン3』といった大作タイトルを、フェミニズムの視点からプレイ・評論しており、従来のビデオゲーム評論には無かった新たな観点を提示。
◇『ゴーンホーム』や『アンパッキング』といったインディーゲームを多数取り扱い、それらの作品がいかにクィアやフェミニズムといったテーマに描いているかを描き出す。
◇『ポケットモンスター』『ドラゴンクエストⅥ』『ファイナルファンタジーⅥ』『MOTHER2』といった日本発の大型タイトルについても振り返る。
◇コラムでは障がい、都市、コミュニティ、能力主義などのテーマによって『Horizon Zero Dawn』から『ストリートファイター6』まで様々なゲームを横断的に描き出す。
◇プレイに際してのアドバイスや購入方法を明記。さらにフェミニストに向けたゲーム作りガイドも収録!

内容説明

ようこそ、私たちのパーティーへ。フェミニズム・クィアの視点でビデオゲームを読み解く画期的エッセイ。

目次

1 あの有名なゲーム、やってみた
2 クィアが活躍するゲーム、やってみた
3 マイノリティの日常を感じるゲーム、やってみた
4 80‐90年代を描くゲーム、やってみた
5 歴史を想像するゲーム、やってみた
6 ファンタジー世界を旅するゲーム、やってみた

著者等紹介

近藤銀河[コンドウギンガ]
1992年生まれ。アーティスト、美術史家、パンセクシュアル。中学の頃にCFS/MEという病気を発症、以降車いすで生活。2023年から東京芸術大学・先端芸術表現科博士課程在籍。主に「女性同性愛と美術の関係」のテーマを研究し、ゲームエンジンやCGを用いた作品を発表する。ついたあだ名が「車いすの上の哲学者」。ライターとしても精力的に活動し、寄稿多数。本書が初の単著(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takka@ゲーム×読書×映画×音楽

16
フェミニズムとゲームは相性の悪いものだと自分の中でイメージがあったので、こういう本からそれを払拭できるきっかけになればと思い読了。JRPGを触れることが多いが、「JRPGらしさ」という典型例が強すぎることが実験的な作品を生まれにくくしているのではと感じていたので、この本で紹介されている洋ゲーやインディーゲームからもっといろいろなものに触れようと刺激をもらった。テーマはフェミニズムではあるが個人的には読書好きとゲーム好きの架け橋になる本が出たことがなにより嬉しい。2024/05/27

ペコー

10
読了。三宅香帆さんがおすすめしていたので読んでみた。ゲームを女性的な視点で評価する話。、ゲームはあまり女性主人公がいないという話でたしかにRPGやバトルゲームは女性主人公が少ない所に残念な気持ちを感じていたので、共感した。2024/09/21

Ernest

4
三宅香帆さんが面白いと言っていたので借りた。丁度インディーゲームにハマっていたので、さらに興味を持った。インディーゲームは大きな会社ができないような繊細な問題や多様性に応えてくれる。Steamよりもマイナーなゲームを知ったので、いつか手を出したいと思う。2025/02/02

数奇

4
フェミニストである著者が、クィアな視点からゲームを論じ、紹介する一冊。この本の良いところは、何よりも著者のゲーム好きっぷりが伝わってくるところだ。フェミニズムを論じるためにゲームをダシに使うような感じは全くなく、純粋にゲームが好きで、その中でのクィアな視点が語られる。共感できない部分も少しあったけれど、自分にはない視点が新鮮だった。本全体を通して「ゲーム」というメディアが持つ表現の可能性が語られているようにも感じられ、ゲーム制作の始め方が具体的に示されているのも面白い。2024/10/24

lyrical_otoca

4
ゲーム批評として今までなかった視点でものすごく面白かった。良くも悪くもゲーム界隈はインターネットで閉じコン気味になり内輪ノリになりがちなので、こういう新しい視点の批評はものすごく面白いし増えてほしい。2024/08/29

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