元伊勢・倭姫命を訪ねて―伊勢神宮に天照大神を祀った皇女の物語

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元伊勢・倭姫命を訪ねて―伊勢神宮に天照大神を祀った皇女の物語

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794973849
  • NDC分類 171.2
  • Cコード C0014

出版社内容情報

<倭姫宮創建100年、記念刊行>

各地を巡る長旅を経て、聖地〈伊勢〉を発見し、今も生きる「祭」の基礎を築いた女性がいた――。
知られざる皇女の物語をひもとき、伊勢神宮の神秘を明かす。

皇祖神・天照大神を祀り、年間800万人が参拝に訪れる伊勢神宮。2千年以上の歴史がある神宮に、2023年11月、創建100年を迎える新しいお宮がある。そこに祀られている、倭姫命(第11代垂仁天皇皇女)の生涯は、まさに神宮創建の「はじまりの物語」だった。
神宮が伊勢の地に建てられるまでのヤマトヒメの旅をたどり、その足跡=「元伊勢」(神宮以前にアマテラスが祀られてきた場所)を訪れ、苦難と成長の物語をひもとく。

<坂東眞理子氏(昭和女子大学総長)推薦!>
著者たちは、古代史のおぼろな闇の中から倭姫命という女性リーダーを再発見した。倭姫命は天照大神を祀る伊勢の地にたどり着くまで、元伊勢の各宮跡で武力でなく、心と衣食と文明で倭を伝え創ったのである。

内容説明

各地を巡る長旅を経て、聖地“伊勢”を発見し、今も生きる「祭」の基礎を築いた女性がいた―。知られざる皇女の物語をひもとき、伊勢神宮の神秘を明かす。

目次

第1章 倭姫宮創建100年を迎えて(伊勢の神宮のはじまり;アマテラスが初めて宮中から外へ;アマテラスの「御杖代」となった皇女;ヤマトヒメもカミでありヒトだった;巡幸地―元伊勢と伝承地;五十鈴川の川上にご鎮座したアマテラス;市民の嘆願で倭姫宮が創建される)
第2章 ヤマトヒメの一代記『倭姫命世記』とは?(ご巡幸を記した古文献がある;『倭姫命世記』をひもとく;神話的世界から地上の伝承へ;神社の持つ聖地性?『倭姫命世記』で感じるもの;2千年前から伝わる生きた伝承;お参りをして感じる「ツナガリ」;ご巡幸の旅は一人ではなかった;元伊勢・伝承地の比定地)
第3章 元伊勢に残るヤマトヒメの伝承・文化(北・南・西を巡ったトヨスキイリヒメ;叔母から姪へバトンタッチ;ヤマトヒメ ご巡幸へ出発;川が変われば文化も変わる真実の名を伝えるとは;神を祀る心の基本「元元本本」;優秀な適材適所のチーム力;米・鮎・各地の特産品を大神に;船、田舟、御船代石;霊水の湧き出る神社「天の眞名井」;荒ぶる神との対峙)
第4章 伝承地に生きるヤマトヒメの軌跡(櫛をなくした櫛田川と祓をした祓川;五大夫の船が遅れ、鹿の肉が流れてきて…;体感や感情がイキイキと描かれる;五十鈴川の川上―霊妙な地に;ご鎮座後の旅 ヤマトヒメが定めたお供えのあわび―熨斗の起源;ヤマトヒメが二度見した二見浦と堅塩;神御衣;内清浄・外清浄;お別れ)
第5章 ヤマトヒメの旅を終えて(令和の今とヤマトヒメの「岩戸開き」;分断社会とツナグ力;繁栄のない発展;元元本本―心に灯りを灯す;相手を鎮めるには、自らの鎮まりも必要;伊勢神宮とSDGs;元伊勢巡礼の提案―ヤマトヒメに出会う旅)

著者等紹介

川村一代[カワムラカズヨ]
大阪府生まれ。神職、ライター、大学非常勤講師。『女性自身』(光文社)記者としてインタビューや読み物企画を担当。現在フリー。その傍ら、2007年より高知県の若一王子宮に籍を置き、神職・権禰宜を務める

櫻井治男[サクライハルオ]
1949年京都府生まれ。皇學館大学名誉教授。専門は宗教学、神社祭祀研究。日本宗教学会評議員、NPO法人社叢学会理事長などを務める。2018年、第28回南方熊楠賞(人文の部)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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わ!

3
今から二千年ほど昔、崇神天皇の御世、疫病が大流行し、国内の半分の人が亡くなるという大惨事が発生した。崇神天皇は、その原因を、天照大神を宮中に祀っているからだという事にして、豊鋤入姫命(トヨスキイリヒメノミコト)に、天照大神を祀るに相応しい地を探す様に命じる。豊鋤入姫命は52年間、適切な地を探し求めるが、最終的には見つけられず、姪にあたる倭姫命(ヤマトヒメノミコト)へ、その任を受け継ぐ。倭姫命は、様々な場所を探し歩いてようやく今の伊勢神宮の場所を見つけ天照大神を祀る。何度も聞くものの、詳しくないので読んだ。2023/11/03

Ohe Hiroyuki

2
伊勢神宮誕生の鍵である倭姫命の功績を辿るルポルタージュである▼川村氏の倭姫命の人生を追体験しながらの語りと櫻井教授の研究に根差したコメントのコラボはなかなかに面白い内容になっている。現地に実際に回りながらの語りも印象的である。▼倭姫命を知らない方でも(かくいう私もあまり存じ上げない)楽しめる内容となっている。日本とは何かを考えるきっかけにもなることだろう。2023/12/27

鈴木貴博

0
豊鋤入姫命と倭姫命の旅、現在に残る伝承と元伊勢。伊勢125社と元伊勢を旅したい。2024/04/26

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