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出版社内容情報
日本で暮らす移民は増え続けている。香川県には、2019年時点で約800人のインドネシア系ムスリムからなるコミュニティーが存在するが、信仰のための施設《モスク》はまだなかった──。
ムスリムにとってモスクとはどのような存在なのか? そもそもイスラム教とはどのようなものなのか? モスク建立に奔走する長渕剛好きのインドネシア人フィカルさんとの出会いから、著者は祖国を離れ地方都市で暮らす彼らのコミュニティーに深く関わるようになっていく──。
内容説明
日本で暮らす移民は増え続けている。香川県には、2019年時点で約800人のインドネシア系ムスリムからなるコミュニティーが存在したが、信仰のための施設“モスク”はまだなかった。ムスリムにとってモスクとはどのような存在なのか?そもそもイスラム教とはどのようなものなのか?モスク建立に奔走する長渕剛好きのインドネシア人フィカルさんとの出会いから、著者は祖国を離れ地方都市で暮らす彼らのコミュニティーに深く関わるようになっていく―。
目次
出会いと介入―和室に響き渡るムスリムの祈り
ゆめタウン、フードコート集合―募金活動に密着
義理と人情の男―フィカルの波乱の半生
物件探しに見るフィカルさんのトラウマ
混迷の物件探し―差別と偏見のリアル
技能実習生とモスク―弟分のためのフィカルのカチコミ
モスク完成が目前に!―突然現れた、謎の富豪ムスリム
パンデミックが炙り出すムスリムの絆
危うい計画―無謀な挑戦の行方
突然翻されたパートナーの反旗
多様性の意識―ムスリムの世界観に救われる
娘たちへの不安
快進撃前夜―動画制作、涙の演奏会
ついに発動、インドネシア人コミュニティーの底力
70人のバス旅行―消えた友人と、私がムスリムを追う理由
モスク完成と聖なる出発点
著者等紹介
岡内大三[オカウチダイゾウ]
ライター/編集者。1982年生まれ。海外居住やバックパックでの旅を通じて、異文化に触れてきた。2011年に東京の出版社を退社し、フリーランスに。移民、少数民族、難民などを取材し、ノンフィクション記事を執筆。土着的な音楽や精神世界などにも興味を持ち、国内外で取材を続けている。近年は文章に軸足を置きつつ、リサーチをベースにした映像作品も制作。身体表現や生け花などのパフォーマンスをメディアと捉えなおし、ストーリーテリングの手法を模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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