出版社内容情報
誰も読んだことのない、真面目で、おかしくて、ハートウォーミングな、ゲンシリョク・ロードムービー・エッセイ!
福島県で夫と植木屋を営む著者のもとへ、アメリカで開かれる原子力に関する会議に出席しないかというメールが舞い込む。引き受けたはよいものの、言語や相互理解の壁に、どうしたものかと途方に暮れる著者。現地に飛び込み、原子力や放射線防護について意見を異とする人びとと交わるうちに、歴史・民族・国家・戦争・テクノロジーと人間のさまざまな関係性が浮かび上がる。その旅路を等身大の視点から描いた連作エッセイ集。衝撃のデビュー作『海を撃つ――福島・広島・ベラルーシにて』(みすず書房)に続く第二作!
山本貴光さん推薦!「原子力を語ると、どうして話が通じなくなるのか。それでも分かりあえるとき、何が起きているのか。これは、そんな絶望と奇跡をめぐる旅の記録である」
内容説明
福島県で夫と植木屋を営む著者のもとへ、アメリカで開かれる原子力に関する会議に出席しないかというメールが舞い込む。引き受けたはよいものの、言語や相互理解の壁に、どうしたものかと途方に暮れる著者。現地に飛び込み、原子力や放射線防護について意見を異とする人びとと交わるうちに、歴史・民族・国家・戦争・テクノロジーと人間のさまざまな関係性が浮かび上がる。その旅路を等身大の視点から描いた連作エッセイ集。衝撃のデビュー作『海を撃つ―福島・広島・ベラルーシにて』(みすず書房)に続く第二作!
目次
奇妙なはじまり
本場・原子力ムラとの出会い
安請け合いのゆくえ
スティーブとの対面
裸足の数学者
ハンフォードからヒロシマへ
ダンとのドライブ
砂漠のピクニック
強制収容キャンプの記憶
キャラバンは砂漠をゆく〔ほか〕
著者等紹介
安東量子[アンドウリョウコ]
1976年広島県生まれ。原発事故後、ボランティア団体「福島のエートス」を設立。現在、NPO福島ダイアログ理事長、作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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