まちの風景をつくる学校―神山の小さな高校が試したこと

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まちの風景をつくる学校―神山の小さな高校が試したこと

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794973139
  • NDC分類 376.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「未来の日本社会はこういう風にして作られていくに違いない。地味で、具体的で、明るい内容」
──帯文・養老孟司

「創造的過疎」で知られる徳島県神山町で、
まちにあった唯一の農業高校のカリキュラム改革を担った
女性と仲間たちの、6年間の冒険の記録。
いくら移住者が増えても、どれだけ企業を誘致しても、
子どもたちが通える学校が地元になければ、次世代は育たない。
地域の持続的な創生は、地元の教育環境の充実があってこそ。
神山の農業高校(徳島県立城西高校神山校)の挑戦から見えてくる、
地域と教育のこれから。

【目次】
1.「高校」からはじめる

2.地域と高校が育ち合う、4つの試み
教室での学びが社会と結びついていない
試み① 地域をフィールドに学ぶ〈神山創造学〉
試み② 種から景観をつくる〈どんぐりプロジェクト〉
試み③ 学校で培った技術を生かして働く〈孫の手プロジェクト〉
試み④ これからの食・農・環境を考える〈まめのくぼプロジェクト〉
経験のない取り組みを一緒にやってみる

3.試みを可能にする試み
「地域らしさ」の基盤の上で
状況づくり① 学校を超えて先生がつながる〈先生みんなでごはん〉
状況づくり② 学科を再編する
状況づくり③ 地域公社という歯車
コーディネーターという職能

4. 入り口と出口を変える
このまちで過ごす3年間が将来にどうつながるか
暮らしをつくる〈あゆハウス〉
自分を開き、相手を受け容れる新入生合宿
自分の判断軸を育てていくインターンシップ
問いを変えてみる

5.試みから生えてきたもの
「まちづくり」でなく「まちが生えてくる」
パン職人とパン好き教員による公開授業、そして
師匠を訪ねてニューヨークへバーガー修行
惹かれる大人のもとで暮らしてみる
無理のない、力の合わせ方

内容説明

「創造的過疎」で知られる徳島県神山町で、まちにあった唯一の農業高校のカリキュラム改革を担った女性と仲間たちの、6年間の冒険の記録。いくら移住者が増えても、どれだけ企業を誘致しても、子どもたちが通える学校が地元になければ、次世代は育たない。地域の持続的な創生は、地元の教育環境の充実があってこそ。神山の農業高校(徳島県立城西高校神山校)の挑戦から見えてくる、地域と教育のこれから。

目次

1 「高校」からはじめる
2 地域と高校が育ち合う、4つの試み(教室での学びが社会と結びついていない;試み1 地域をフィールドに学ぶ“神山創造学” ほか)
3 試みを可能にする試み(「地域らしさ」の基盤の上で;状況づくり1 学校を超えてつながる“先生みんなでごはん” ほか)
4 入り口と出口を変える(このまちで過ごす3年間が将来にどうつながるか;暮らしをつくる“あゆハウス” ほか)
5 試みから生えてきたもの(「まちづくり」でなく「まちが生えてくる」;パン職人とパン好き教員による公開授業、そして ほか)

著者等紹介

森山円香[モリヤママドカ]
一般社団法人神山つなぐ公社理事・ひとづくり担当(2016年4月~2022年5月)。1988年岡山市生まれ。九州大学法学部卒業。大学を休学して島根県海士町の教育委員会と公営塾でインターンを経験。復学後に福岡でNPO法人ティーチ・フォー・ジャパンの支部を設立。その後地域開発コンサルティングファームに勤め、神山町の地方創生戦略策定の支援業務に携わる。2016年から神山町に移り住み、神山つなぐ公社のひとづくり担当として教育分野で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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けんとまん1007

51
自分が住む地域のことを考えて、少しずつ取組を始めている。ちょうどいいタイミングで出会えたと思う。人を繋ぎ、小さなことか始める。思いを持っている人は、少なくないと思うので、いかにしてつなげるか。地域にある教育機関も一つのハブになりえる。地元には、幼稚園・保育所・小学校・中学校があり、小規模校で、子どもたちのつながりも長きにわたる。そこに、地元の資源をどう組み合わせて考えるか。2024/02/02

つまようじぃ

4
想像以上におもしろかった。 実際の例もたくさん出てきて、今まではそういうものは苦手だったけど、スラスラと読めた。 著者の言葉のチョイスも好きだ。2022/10/11

rina

2
島前よりも、派手さを求めずこつこつ堅実に、でも営み全てがエモい2023/01/13

motoryou

2
「まちは、一人ひとりの集合体で、一つ一つの経験の積み重ねが地域社会を形づくります」 ついつい、「学校」とか「地域」「社会」とか、大きな言葉で括ってしまいがち。その内実は、一人一人のお互いの関係性だったり、それがつくる場であったりする。 そのことを忘れずに、意識に留めて、大きな言葉も使う。 そんなことを考えました。 半径10メートルをそれぞれが豊かにする、ということ。あ、「豊か」とか大きな言葉を使ってしまったけれど。2022/12/15

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