内容説明
アメリカ連邦最高裁史上2人目の女性裁判官であり、2020年9月18日に87歳で亡くなるまでその任を務めたルース・ベイダー・ギンズバーグ。平等の実現に向けて闘う姿勢やユーモアのある発言で国中の尊敬と支持を集め、ポップ・カルチャーのアイコンとまでなった“RBG”の生涯と業績をたどる。1970年代に弁護士として関わった性差別をめぐる3つの裁判の記録と、連邦最高裁裁判官として4つの判決で書いた法廷意見や反対意見を自身のセレクトで収載。また、長いキャリアと家族生活について語った最晩年の対談と3つの講演を収めた。RBG最後の著作。
目次
第1章 ヘルマ・ヒル・ケイ記念講演(ヘルマ・ヒル・ケイの思い出に;対談)
第2章 弁護士時代(モーリッツ対内国歳入庁長官事件控訴趣意書;フロンティエロ対リチャードソン判決口頭弁論 ほか)
第3章 連邦最高裁裁判官として(ルース・ベイダー・ギンズバーグの連邦最高裁裁判官への指名について;合衆国対バージニア州判決(1996年))
第4章 近年の講演(ルイス・D・ブランダイスから学んだこと;ジェネシス基金による生涯功績賞授賞式での講演 ほか)
著者等紹介
ギンズバーグ,ルース・ベイダー[ギンズバーグ,ルースベイダー] [Ginsburg,Ruth Bader]
アメリカの法律家。1993年にクリントン大統領の指名を受け、連邦最高裁裁判官に就任。性差別の撤廃など、平等を求めるリベラル派の代表的存在として国内で大きな影響力を持ち、著名なラッパー「ノトーリアスB.I.G.」をもじって「ノトーリアスR.B.G.」と呼ばれるなど、“ポップ・カルチャーの新しい象徴”とも評された。2020年9月18日死去
タイラー,アマンダ・L.[タイラー,アマンダL.] [Tyler,Amanda L.]
カリフォルニア大学バークレー校ロースクール教授。専門は連邦裁判所、憲法、法制史、民事訴訟法、法解釈など。1999年から2000年にかけて、ルース・ベイダ・ギンズバーグ裁判官のロークラークを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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