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出版社内容情報
晶文社;お歯黒;風俗;美容;文化;和;粋;いなせ;眉;メーク;白粉;つまべに;ぬか袋;百合;刀剣乱舞;化粧水;髪結い;紅;鬢付け;湯文字;香;着物;着付け;結婚;見返り美人;浮世絵;切れ長;櫛;LGBT;恋人;恋愛
内容説明
ポーラ文化研究所サイトで好評連載中「ウチの江戸美人」が待望の書籍化!江戸時代からやってきた「江戸美人ちゃん」と独身会社員の「現代女子ちゃん」がルームシェアする奇妙なストーリー。同世代のごく普通の女性たちが、それぞれの価値観や好みを否定せず、時に共有しながらおしゃれや趣味を楽しむ様子を描く。書籍オリジナルの四コマ漫画では、二人の暮らしぶりまで紹介。
目次
ネイルをしてみたら“つまべに”
ゴミじゃないって!“ぬか袋”
ひとりじゃ洗えない“洗髪”
おやすみ前に…“歯みがき”
入魂のベースメーク“白粉”
メタリックカラー“笹色紅”
固めてキープ“鬢付け油”
ひとつで三役?“紅”
白・黒・赤だけで…“江戸のメークカラー”
気合いが違う“中化粧”〔ほか〕
著者等紹介
いずみ朔庵[イズミサクアン]
愛知県出身、イラストレーター。着物や和柄など日本文化に関するものや、歴史、時代物を得意とし、特に江戸文化に造詣が深い。企画、執筆、江戸解説などジャンルを超えて活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
YA出版会の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
309
お江戸からタイムスリップしてやってきた「江戸美人」ちゃんと「現代美人」ちゃんのルームシェア生活。そんな二人の日々の話題の中心は美容・美顔に関すること。そりゃあポーラ文化研究所の肝入りだもの。巻末に掲げられている参考文献を頼りに編集されたのだろうが、望むらくは佐山半七丸『都風俗化粧伝』(みやこふうぞくけわいでん)、並木正三『容顔美艶考』あたりの原典を用いて、しかも出典を明らかにしつつ…学術書じゃないので面倒がられるだけか。ともかく、江戸のお化粧法についてわかりやすく述べられていて、とっても楽しい。2023/10/13
☆よいこ
85
監修のポーラ文化研究所は、化粧文化の資料収集と研究をおこなう。サイトで連載されたコラムを書籍化したもの▽現代女子の家に江戸美人が居候している。お互いの文化の違いを楽しみつつ、あれが可愛いこれも素敵だとおしゃれ話をしながら楽しく暮らす。江戸時代の女性の装いだとか、暮らしぶりがよくわかる▽四コマ漫画可愛い。始終きゃいきゃいしている。参考文献あり。2021年発行2025/05/07
pohcho
67
江戸美人ちゃんと現代女子ちゃんの二人暮らしの日常を描いたイラストと四コマ漫画とエッセイ。ハンドクリームとにんにくペーストを間違えちゃった江戸美人ちゃんにウケる(笑)お互いにメークしあったり、一日中ゴロゴロして過ごしたり、女子二人でほのぼの暮らす様子がすごく可愛い。洗髪は月に1、2度でふのりやうどん粉を使うとか、眉墨は行灯の油煙に油を混ぜたもの、冬瓜を酒で煮詰めた汁でナイトパック、着物の隠しポケットなどなど、江戸時代の美容やファッションについてのエッセイもとても興味深かった。楽しい。ずっと読んでいたい本。2021/12/14
nyaoko
65
POLA文化研究所のHPに連載されていた、江戸美人ちゃんと、現代OLの一コマを書籍化したものです。メイクやコスメ、美容に興味のある女子だったら楽しめる1冊だと思います。江戸時代も現代も、女性達の美への探究心はとても面白く、可愛らしさに溢れてます。クスッと笑えて、美肌の為にもなって、さらりと読めちゃいます。2021/11/11
むつこ
37
化粧品会社(ポーラ)の資料を基にした、江戸時代と現代のおしゃれや文化の違いを紹介する内容。時代小説が好きで文字だけの世界が、写真資料で載っていると「あれってこのことね」と、詳しい江戸時代のおしゃれの理解度が高まった。文献からデビューする改良版や新商品たち、歴史がわかるともっと楽しくお化粧できそう。続編、出版されるといいな。2021/11/01